盗賊
【月詠翔の分身】
「君、魔族なの?それにしてはみすぼらしいね」
とてもがっかりだ
「な、なんなんだ貴様は?!」
いきなり襲いかかったと思ったらあっけないけどこの世界では上澄の方なのかな?
「僕の名前は月詠翔…君に質問があるのだけど?ここで倒れている人たちは君が?」
なんで戦ってるのかな?騎士にしては随分みすぼらしい風貌だけど盗賊か何かかな?
「俺は、魔族を復活させて人類を滅ぼすんだ!」
なるほどねー
「俺たちには関係ない。」
まぁそうなるよね
まあいいや
面白いこと思いついた
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【アリス目線】
ノクスは教皇の護衛…最初は何もない子だったけど今じゃ騎士…しかもみんなの憧れてだ
貴族社会じゃ成り上がりの騎士だけど。
平民の間ではみんなの支えになっている。実力さえあれば騎士になれると
私はというと…
見習いは簡単な雑用とお祈り
聖女を初めてみて驚いた。
「世界に3人似てる人いるって聞いたけど…こんなに似てる人いるなんて初めてだね」
私に似ていたこと、さらに聖女もそのことで驚いていた。
「そうですね。聖女様はいつから教会へ?」
「生まれた時からですよ。協会の前へ捨てられてたので…そういう子供多いですよ?」
大変なんだね
「なんで、聖女に?」
「私には才能があるみたい」
私は才能なかったけど…そこは同じじゃなかったのね
すると…教皇様が帰ってきたがどこか様子がおかしい
「教皇様…?」
「あぁ…」
何か混乱してるように見える
「お、落ち着いてください…深呼吸しましょう!せーの」
「「ひーひーふー」」
なぜか妊婦がやるやつをやっている
「落ち着きましたか?」
聖女様ってどこか抜けてると思ったら大人びてるところもある
「実は…」
☆
「そんなことが…早く援軍を呼んだ方が…」
みんな深刻に受け止めてるけどノクスが負けるはず無い…私はそう信じている
「そ、そうだな…それにエルフがいることが厄介だ…」
「え、エルフですって!」
エルフは私達の知らない魔法を使うと言われている
「それもそうなのが君たちに似てるんだよ…外見が」
また私似の人がいるの?
でも司祭が偽物ならその私似の人も偽物の可能性もある。聖女が私に似ているのだから油断を誘うために…
ドアが乱暴にあけられた
「大変です!」
☆
な、なんなのよ!
そこには盗賊がいたけど気味が悪い
「どうも初めまし」
強さはそこまで強くないけど
「な、なんなんだこいつらは?」
斬られても魔法が当たってもまるで痛覚がないかのように向かってくる。
魔法も使ってくる
「終わったかい?」
強面の大男が協会に入ってきたが見た目と違って丁寧な口調と態度
「なるほど…どっちがアリスかな?それにしても…」
私の事なんで知ってるの?
「この子達以外はどうでもいいから任せたよ」
この子達って私と聖女様のこと?!
「へーいお頭〜」
ゆっくりフラフラ襲いかかる
聖騎士達が疲弊している
でも私だって…
「か、回復した」
この気持ち悪い下っ端から倒さないと
「この気持ち悪い人達倒さないと」
お頭と呼ばれてる盗賊団のリーダーは動く気配がない
「私も!」
聖女様の魔法が光を放ち聖騎士たちを包んだ
「ち、力が漲る!」
するとさっきより動きが良くなった
でもあいつらに効かないと思う
私は聖騎士たちの剣に魔法を付与した。
デスペル…魔法の効力を無効にする魔法
聖騎士団の攻撃は効いたのか断末魔が聞こえた
「い、痛い!」
不快な声が聞こえてくる。こっちも痛くなってくる
「君…ちょっと面倒だよ…無力化させてもらうよ」
?!いつ間に!
「アリス殿!」
聖騎士団長が私を助けに来た
「アリス殿に何かあれば私たちを逃がしてくれたノクス殿に顔向けできない」
この人…ノクスに恩を感じてるんだ
「なら二人であれを倒しましょ」
ノクスに助けて貰ってばっかりじゃダメだ
「2人だけじゃないよ?私も忘れないでね」
聖女様も助けてくれるらしい
☆
聖騎士団長と盗賊のリーダーは互角の戦いを繰り広げている…
あの盗賊のリーダーは何者なの?
それは後でいい私は魔法で盗賊のリーダーに攻撃したけ躱された。聖女の魔法は受けたが気にしてないように思えた。
「ねぇ、あの盗賊…魔法使えるの?私たちが知らない」
痛覚がない割に私の攻撃と聖騎士団長の攻撃は躱した。
「私にも分からない」
☆
「ハッハッハ…」
聖騎士団長の息があがってきたけど、盗賊のリーダーの方はまだ余裕だ
「もうそろそろ止め刺したいところだね…けど、僕の力をほんの少し分け与えたのにも関わらずこの惨状…まぁいいや、教皇を始末できそうだし…ついでに君たちには来てもらうよ。」
なぜ、教皇は殺そうとするくせに私たちは生け取りにしようとしてるかわからないけど…
「やだよ!」
聖女様が魔法を盗賊のリーダー目掛けて撃ったけど全く効果が無い…
それに続いて私も…
だが効果がない
「驚かせないでくれよ…ただの魔法だね」
もしかして恐れたのはデスペルの方なの?
「ねぇ、なんで私たちを狙うの?」
少し考え込んでいる。今のうちに…
「させないよ」
腕を掴まれた
「さっきの答えだけどね?面白そうだがら」
何考えてるかさっぱり分からないでも
聖騎士団長が攻撃を仕掛けたけど躱された
た、助かった
「は、早くおにげください…これ以上持ちません」
い、一か八か…私は剣を魔法を込めた
「あとは任せました」
聖女も回復魔法を使った
「ありがとうございます。ではやつを倒して来ます」
ほぼ互角の戦いだが徐々に聖騎士団長が押され始めている
「くっ」
膝をついた…
「みんな!伏せて」
すると聖女様が光を放ったがダメージがない
「なかなかの威力だね…もう終わりかな?」
「油断したな!」
聖騎士団長が斬りかかるが躱された
「危ない危ない」
今だ!私は最後の力を振り絞ってデスペルを盗賊のリーダーに向かって放った
「しま…グアァア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」
お、思った通り!デスペルが効くみたいね!
「い、今よ!」
聖騎士団長の攻撃が当たった。真っ二つだ
断末魔が聞こえる。何故か複数人の断末魔が…気味が悪い
「や、やったー!」
教会内は歓声の声が響き渡った
「感謝するアリス殿」
「「アリス!アリス!」」
恥ずかしい…
「良かったね!アリス」
聖女様まで倒したのは私だけの力じゃない
「でもこれで…」
「あ、危ない!」
胴が横に真っ二つの盗賊のリーダーが掴みかかろうとしたが聖女様に助けられた
が聖女様が捕まった…
「やってくれたね?ここで僕は引かせてもらうけど…このままじゃつまらないからついてきてもらうよ?」
盗賊の下っ端から黒い何かが盗賊のリーダーの元に集まり体をくっつけて元に戻そうと…
「使わせてもらうよ?君たちの魂を…」
な、なんなのよ!
「予想以上だよ!この取るに足らないもの達がいなかったら僕は負け…」
すると黒い光が彼を切り裂いた…
「な、何が…あっ…」
すると今度が切り落とされた
「気持ち悪いな…それとお前は何者だ?」
そこには仮面をした男が…
「君…凄いね…君を見るとあの子を思い出すよ」
顔だけなのに喋っている…気持ち悪い流石に吐くかと思った
「まぁいい死ね」
すると仮面の男は弓を取り出したがその弓は大きな筒状に偏見して何か突起物を押した
すると凄い光か盗賊のリーダーを跡形もなく消した
そして、去ろうとする
「ま、待って!な、なんでいつも勝手に現れて勝手に消えるの?それに何も出来ないんだから殺す必要なかったんじゃ…」
この2人は知り合いなの?
「……じゃあな」
「ちょ….ちょっと!」
すぐにどこかへ行った…
「あの人知り合いなの?」
「私の使い魔よ…何故か知らないけど私を避けるし顔も隠してる…そのくせ私がピンチになると助けに来るの」
私と同じで人間を召喚しちゃったんだね
☆
「今回はよくやってくれた…がノクス殿が心配だ」
ノクスは強いからそのうち帰ってくるでしょ?
「私の方でも騎士団を派遣するがアリス殿はどうする?」
「わ、私もいく!」
「ふむ、それならついて行くといい」




