暗殺
【ノクス視点】
授業がやっと終わった…
「あらお姉様…ここで合ったのも奇遇ですね」
アリスに近寄ってきた…なんか見覚えが…
「何の用?」
あ、思い出した。アリスの腹違いの妹だ
「実はお願いしたいことがありまして聞いていただけますか?」
「(おい、アリス…これ絶対ろくな事じゃないぞ?)」
「(で、でも…本当に困ってたら…)」
「なに、コソコソしてるんですか?」
「正直は話俺は聞きたくない」
「ほんと失礼な男ですね。私は心が寛大だから許して差し上げますわ。」
「(やっぱりやめね?)」
「(気持ちは分かるけど聞いてあげよ)」
⭐︎
騒がしい
「なんでお前らまでついてくるんだよ」
マリアさんは乗馬してくれるからともかく…
馬車が狭くなるんだよ
「別にいいじゃねーか俺たちの中出し」
馴れ馴れしすぎるぞ…俺はお前にいい思い出がないぞジーク
「あんたがシナリオ破綻させたから修正しないといけないの」
俺のせいなのか?…もう壊れてしまったんだから仕方なくね?てかアイラだっけ壊しまくったって聞いたけど?ジークから
「で?シナリオはどうなるんだよ。」
ナイス質問だジーク
「本来ならアリスの妹がアリスの活躍に嫉妬して事故に見せかけた暗殺を…」
「始末してきていいか?」
「「ダメだ」」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~〜〜
【アリス視点】
「はぁ…」
なんか3人仲良さそうだけど何話してるんだろう…
「本当に申し訳ない…あの馬鹿者達に影響受けなければいいのだが…」
「大丈夫だと思うよマリアさん…そういえばユークリウス君とレイベル君は?いつもアイラさんと一緒にいたよね?」
「うーんあいつらはアイラを狙ってる男子生徒達と決闘している…アイラが付き纏われて困るだろうって」
そういえば、いつも湧いてくるレオンの姿が見えないのも気になる。
なんな空からなんか光がこっち向かって…
ってレオン?!
「おい、どこへ行く」
………
「あんたには関係ないでしょ……」
「それよりこの先は危険だ。またあの化け物達の発見報告を受けている。人を魔物に変える魔物だ」
また?
「人を魔物変える魔物だと?」
マリアさんも驚いてる
事情を話…前戦った事も
「それは奇妙だなぁ迂回していった方が良さそうだ」
「マリアさん…ジーク君だっけ?ジーク君とはどのような関係で?」
「あぁ、話せば長くなる…元私の婚約者ユークリウスがアイラに骨抜きにされたんだ…私は婚約破棄され、貴族の地位を剥奪される寸前に助けてくれたのがジークだ…あいつはあいつでむちゃくちゃでな…王太子に決闘申し込んだんだよ…馬鹿なヤツだろ?」
あー私と同じだったんだ…マリアさんも
「でもそれが嬉しかったんだ…私にも味方がいることを…柄にもなくおとぎ話のお姫様になった気分だ」
この人とは仲良く慣れそう
「でも、今あの3人仲良く見えるんだよねぇ…」
「あぁ、でも気にする必要無さそうだぞ?なんかアイラの事恋愛感情で見てるって言うよりも…悪巧み考える悪友みたいな関係だ。いつも困らせる…そういう意味ではあの女を引き剥がしたいがな」
なんかわかる気がする…
「それよりも…ジークとは何か関係あるのか?決闘で婚約申し込まれたんだろ?」
やっぱりジークも引き剥がした方がいいのかしら?
〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~
【ノクス目線】
「ってことはアリスの妹はこの事件をきっかけに廃嫡するってことでいいんだよな?」
頭のおかしい女…アイラの言うことがホントならアリスが危ないんだよなぁ
「そうよ!」
「それにしてもお父さんが不治の病って…もうちょっとマシな嘘つけないかなぁ」
こういうのってだいたい先生ツテだろ?
それに妹が知っててアリスが知らないのが尚おかしい。まぁアリスは慌てて飛び出したけど…
今は冷静だ
「ここから、雇われ盗賊が来るんだよな?処すの?」
「倒さなきゃ行けないよ!情報ゲロらせて証拠掴んで廃嫡までがセットなの」
なんかおかしいけど
「この道合ってるの?」
「うん?これ迂回してるよね?」
そっか聞くか
「アリス。なんで迂回してるんだ?てかなんでレオンがここにいる?」
なんかまた増えた。こいつの嗅覚犬なみなの?
「また例の魔物が出たのよ。人を魔物に変える魔物が」
?!
〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~〜〜~
【アリス視点】
「あー!もう何やってるの!」
ノクスが急に飛び出した…すごい速さで
「みんな!ノクスが飛びだした!」
「「何勝手にいった?」」
でも2手に別れても魔物になった時が大変だ
「ならみんなで手分けを…」
「ダメだジーク…この辺りは人を魔物に変える魔物がいるらしい」
「(なんかシナリオと違くね?)」
「(知らないわよ!)」
なんか揉めてるこの2人
「危ないかもだけど危険地帯に行くよ!」
〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【アイラ視点】
「な、なにこれ…」
私はこんな魔物は知らない…前世でもいなかった。これはまるでゾンビ映画に出てくるゾンビ達だ。だけどこのゾンビ達…首から上がない
切られた後だった…たまにデカいのやキメラみたいなのも….臭い腐敗臭がする
「おぇ….」
「大丈夫ですかアイラさん」
「大丈夫」
さすが主人公
「この様子だとまたノクスがやったんじゃないか?それにしても…またゴーレムみたいなやつと…なんか変な種類のも増えてるな手が4つ?…やはりいつ見てもこいつらには慣れない…」
「どういうこと?レオン王子…またって?」
「(どうしたアイラ?)」
「(ジーク聞いて…私が知らないモンスターがいる)」
草むらから音が…
「ごめん道に迷った…」
ノクスが来たけどなら誰がやったの?
〜~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【アリスの妹】
な、何よ!
これじゃあ計画が台無しじゃない!
せっかく、あの魔物共を裏ルートで入手したってのに!
「だれ?」
草むらが揺れた…姿を現した
「ふん。あんたか…で私に何かよう?」
「あの化け物共をどこで手に入れた?」
あれのこと知りたいの?
「教えてあげたいけど、あの商人顔も見せないし手紙つてで毎日場所と日時指定で大変だったのよ」
「姫様…今参りました」
でも備えてはおくものね
「私の兵隊ですわ。ざっと100はいるわ…この男の首だけにもって…」
「え?」
あれだけいた兵士が…あの一瞬で?
「まぁ…お前はもう用済みでいいよな?」




