帰省
事件の後、騎士団長様曰く。テロリストのリーダーは裏口付近で首と腕が離れた状態で見つかったらしい。
レオンから聞いた!
もうすぐ夏休みだけど…
「ほら、サボらないの!こっちの荷物はこっち!」
実家に帰るらしいけど…荷物が多い
社交会でお父さんと和解したようだ
〜〜~〜〜~
一国のお姫様って聞いてたけど…
「家でっか!家でっか!」
「何騒いでるのよ。行くわよ。」
「マリア?」
「お、お母様!」
感動の再開
「あら、騎士様初めまして。私の名前はアリア・レア・ハーツルヴィナスです。気軽にアリアって呼んでください。」
若いお母さん…しかしアリスに似て…
「あ、あんた…どこ見てるのよ!」
「お母様もまだまだ行けるかしら?」
「おい、てめぇ…人の妻に何手出してるんだ?」
あらぬ誤解を…
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「ゴホン、私の名はアレン・ロード・ハーツルヴィナスだ。いつもアリスが世話になっている。」
今、アリスはお母さんとお話し中…
王様は俺と個人的に話がしたいらしい
「こちらこそ、俺の名前は…」
「あの女の騎士じゃない!」
急に現れた女
「こら、私は彼と話が…」
話を遮ると
「あの女に優秀な騎士なんてもったいないでしょ?第3王女のこの私が使ってあげるわ!」
「あの女って?」
「アリスのことに決まってるでしょ?どうせ王戦から降りるんだから一緒でしょ?」
なんだこの女は?
「王様?こいつ…殴っていい?」
「ダメに決まってるだろ!これでも私の娘だ!」
ダメなんか…それは残念
「おいそこのお前?姫様に不敬を働いてただ済むと思うなよ?」
「下がりなさい。私の客人だ」
「し、しかし…」
「下がりない」
さすが王様…威厳がパない
「先程は失礼した。折り入って話がある」
「なんでしょうか?」
「アリスの話が聞きたい」
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「はっはっは」
「お気に召しましたか?」
俺の話が面白かったらしい
「変わったな…」
微笑んでいるが…少し悲しそうに見える
「私はね。あの子が心配なんだ。だから遠ざけてきた…あの子の母親は元準男爵なんだが最初は結婚、反対されたんだ…」
なるほど
「ただ、彼女の魔法の才能が認められて認めてもらったんだ…ただ王族とは厄介でね。彼女だけじゃ護憲に関わるだろうって、アリアを側室として公爵家との縁談を持ちかけてきたんだ。君もあっただろ?あの子が元公爵家の娘だ。アリアだけでよかったんだけどな。ハハハ」
乾いた笑い声。苦労してるんだなぁ
「それにアリスには合わせる顔がないんだ…あの子は母の魔法の魔法の才能は受け継がず、私の才を受け付いたらしい…まぁ無属性ではなかったけど、私も魔法の才はなかったからな」
顔はお母さんで魔法はお父さん似なんだ
「それに、王権争いが激化すると思う…君も見ただろ?あの傲慢な態度」
あいつにはイラつかされてばっかだからな
「それに野心家で権力を追い求める。あの子だけじゃない!第一王子や第ニ皇女…数えたらキリがないがそんな子ばっかりいるんだ!あまりアリスを巻き込みたくなかったが…あの子には幸せになってほしかった…」
そういば…
「あの子は大丈夫だった」
「私は公爵家は好かん!私を権力の道具としか見てない!それに男遊びがすぎる…」
不憫だ…王様でもしがらみがあるんだなぁ
「あの子を頼む…」
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「あらあら、アリスったら楽しそうで」
久しぶりにお母様と一緒
「変わったわね…アリス…」
変わった?
「前は、もっと…苦しそうだったわ…学校のこと話す事なんてなかったよ」
…
「今、誤魔化したわね?私、あなたのお母さんだからわかるのよ?甘く見ないでね」
いたずらした子みたいに笑った
「わ、私…お父様とお母様の話聞きたい!どうやって出会ったの?」
「そうね…私、昔学校で優秀だったの。でも身分が低いからみんなに妬まれてたの。」
「そこでお父様が?!」
「うんうん…しばらく在籍して、裏庭で魔法の練習してる殿方が居たの…それがお父様よ。お父様は魔法の才能がなくいつも笑いの的になってたのよ。昔のあなたと一緒でね」
そ、そうだったんだ
「気づいていくうちに、目で追ってたの。似た境遇にも関わらず頑張るあの人の姿を見てね。でもある時、私、侯爵家の息子に襲われたことがあるの…権力を盾にね」
な、なんて酷い…
「駆けつけたのがあの人よ」
「で、でも魔法…」
「あの人、その侯爵家の息子を素で相手取って勝ったのよ…あなたと騎士様みたいにね」
お父様はお母様を愛してたんだ…良かった…
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アリスの実家では何事も無く終わった
夏休みが終わり…表彰されることになった。
社交会の件だ。
俺、アリス、レオンの3人
やっぱり慣れねーなこの感覚
「これより留学生を紹介する」
檀上へ登ってきた…
5人組
「私の名はジーク・ブルーナイトと申す。短い間ですがどうかよろしく頼む。」




