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#5 ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ 10

警視庁捜査一課から退職し探偵社を立ち上げ、その後引退した男が血なまぐさい生活から切り離された落ち着くBARを見つけたところから始まるストーリー。


縁を切ったはずの世界から舞い込む事件がまとわりつく……


BARから出ずに推理するテレワーク探偵のミステリー


めんどくさいのでこのへんで『完』とか打って仕舞えば今回の話は終われるんじゃないかとか言った考えも巡り始めた頃、紙ナプキンに書かれた数字を見ていた本山さんがポツリと


「数字を何かに変換するってことじゃないでしょうか?」

 と言い出した。


「うん、そうそう。それを世間一般では暗号と呼んでるのよ」


 改めて暗号の意味を説明するが


「平仮名に変えてみましょう」


一方的に数字を平仮名に置き換えていく。

『一=あ』とした時、それぞれの数字は

 

 五=お

 七=き

 八=く

 十五=そ

 二十=と

 

 お、き、く、そ、と。

 本山さんが余白に出てきた平仮名を並べ替えてみる。

 

 と、お、く、き、そ。

 く、き、お、と、そ……


「茎お屠蘇!茎お屠蘇という言葉が浮かび上がりました!」

 

嬉しそうに叫ぶ本山さん。


「茎お屠蘇ってそもそも何?地球にあるのそんなもん」


「わかりません!」 


私のツッコミに堂々と、力強く返す本山さん。ダメだ。仮に茎お屠蘇なるものがこの世にあったとしてそれがなんだというのか。たった四回しか出てないのに既にゲシュタルト崩壊してもうおかしいこの単語。


平仮名変換はおそらくないだろうと思い始めた頃、もう一度本山さんが何かに気が付いたかのようにまたポツリと言った。

次回へ続く

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