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#5 ジョニーウォーカー ゴールドラベルリザーブ 9
警視庁捜査一課から退職し探偵社を立ち上げ、その後引退した男が血なまぐさい生活から切り離された落ち着くBARを見つけたところから始まるストーリー。
縁を切ったはずの世界から舞い込む事件がまとわりつく……
BARから出ずに推理するテレワーク探偵のミステリー
それから三十分ほど経って
「メモ取り終えました、先生!」
と河口君が私のところまで戻ってきた。
「どうだった?」
「数字が二重になっていたのは二十だけだったんですがフォントがおかしかったのがいくつかありました。」
彼が見つけたのは最初のを含めて
五
七
八
十五
二十
の五箇所と更に違うフォントで記された二箇所のとある数字。これらだけが他と違うフォントで印字されていたという点だった。
「なるほどね。ありがとう」
とは言ったもの
さて、問題はここからだ。
おそらく、本来のページ数表記とは異なるフォント達で印字された七つの数字は共通するフォント同士で一セットとなる二つのグループに分けられるのはわかる。と言うことは暗号は二種類あってそれぞれ解き方が違うのではないだろうか。先の五つの数字はそのまま繋いでもピンと来なかった。何より二重になっている数字の意味もわからない。
次回へ続く




