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役所を出た後も、ボクのモヤモヤは収まらなかった。あの日、夢でゴキブリを殺した様な能力がボクにあったら、あんなクソ親なんかってやったのに…

ふと、野良猫が目の前を通った。

ボクはたまらず右手をかざして"死ね!死んでくれ"と念じた。でも、やっぱり何も起こらない。


ウチに着いて、スマホにメールが送られている事に気が付いた。


"神野じんの つとむ


○月✕日の身体検査で疑わしい異常が見受けられました。

再度、検査を致したくご連絡差し上げました。

至急のご連絡をお待ちしております。


山本市民病院   医師  山井 たすく"


異常だって?冗談じゃ無い!

健康には人一倍気を使って来たのに… きっと何かの間違いさ!ゴミか何かが影として写ったとかだろう?

ボクはこのメールを安易に受け取っていたが、まさかあんな残酷な宣告を受ける事になるとはこの時は思ってもみなかった。

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