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オカリナ王国〜音楽の力が全てのこの世界で〜  作者: 早乙女リリィ
第 II 楽章 ピアノ合衆国〜規律、創造、そして祈り〜
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第 II 楽章 【ピアノ合衆国〜規律、創造、そして祈り〜】プロローグ



 星歴(せいれき)の始まり___。



 かつて、この世界の文明は今よりも遥かに発展していた。


 しかし、繁栄と共に欲望は膨らみ、いつしか争いが絶えなくなった。


 その果てに、無数の核爆弾が世界中に降り注いだ。


 大地は焼け野原に、海は毒に染まり、多くの生物が死に絶えた。


 これに神は(いか)った。


 『愚かな人間たちよ。

 与えられた知恵を争いに使うとは。』


 神は幾千もの流れ星を地上に落とし、世界を浄化した。


 そして、文明は取り去られた。


 ____音楽を除く、すべては。


 それは神が人間に与えた最後の救い、そして希望であった。


 人々は音楽を使い、互いに語り合い、世界を再び築いていった。


 星歴(せいれき)と呼ばれるこの新たな時代は、音楽を中心に回りはじめた。


 やがて、音楽を操る術が磨かれる中で、人々はそれぞれの楽器に特化した文化を創るようになった。


 そして国というものが生まれた。


 しかし、音楽の力が世界の全てとなった今、それを巡る争いが、再び生まれるようになった。




 第 II 楽章

【ピアノ合衆国〜規律、創造、そして祈り〜】




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