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Yellow Marker~一人だけ魔族でプレイ~  作者: モチモチの木
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おえらいさん

月間ハイファンタジーのランキングに「最強」というワードは一体どれぐらいあるのだろう……??

最強が流行


あと、ハリの台詞を変更しました。

 骨治療で外傷もそこそこ治り身動き出来るレベルになったので、僕はバンさんの言った頼み事を聞くことにした。


 「ついて来てくれ」


 バンさんの言葉に従い医務室を出る。

部屋から出てきた僕を見付けた猫顔の魔族、メイリヤさんがため息混じりに声をかけてきた。


 「やっと、お目覚めかぃ。所長達が首を長くしてお待ちだよ」


 所長達??頼み事ってこの役所の所長とかも絡んでるって事なん??

 怖っ!!何頼まれんの、まさか勇者討伐とか?

おぉ、サウスよこんな所で力尽きるなんて情けないとか言って、次のレベルアップまでに必要な経験値とか言われるん??


 ってアホな事考えてたら所長室と書いた部屋の前に来ていた。

正直犬に負ける僕に勇者の討伐とか依頼しやんやろうし、まず所長が依頼するなんてまずないな。


 「サウス、分かっていると思うが極力失礼の無いように頼むべ」


 バンさんの注意に頷き、所長室の扉をノックする。

中から「入りたまえ」としゃがれた声が聞こえたので部屋に入る。


 中には道具屋の木のおじいちゃんと犬の魔族が手前のソファーに座っていた。

ローテーブルを挟んで反対側にはイビルさんが何かの果実を噛りながら寛いでいた。

そして奥のデスクには……


 「やっと目覚めたんだね、スケルトン君」


 まだ14歳ぐらいにしか見えへんローブを身に纏った女の子が座っていた。


 「にん……人族??」


 危うく間違うところやった。

正直、人間って言っても問題ないかも知れんのやけど、ここは気を付けるべきやと思うし。

ってかなんで、人族がおるん??


 「おぃ、スケルトン……ハリ様が人族だと??貴様の嗅覚は人族以下なのか??」


 しゃがれた声の犬の魔族の身体が段々と大きく

なっていく気がする。

さっきの「入りたまえ」って貴方が言ったんですね、

ってかめっちゃ怒ってる……。


アカン、終わった!!


 「やめい、ガウル」


 巨大化していく犬魔族の怒りを治めたのは、僕がさっき人族と間違えた少女やった。

見た目とは裏腹に年寄り臭い口調の彼女は犬魔族の丁寧に撫で落ち着かせていく。命拾いしたわ……。


 「全くお主はワシの事になると直ぐに熱くなりおる、お主の悪い処じゃ。」


 「も、申し訳ありません、ハリ様」


 「まぁ良い、なんせワシは寛大な心を持つ……」


 なんか知らんけど変なタメを作って僕の前まで歩いてきた。

 そしてハリと呼ばれた少女は着ていたローブを剥ぎ、高く投げ捨てた。


 「ハリじゃからな!!」

 

 はじめから用意してたキメ台詞なんやろう、ローブを脱いだ瞬間にポーズを取っていた。


 ローブを脱いだ露になった彼女の姿は……。


 「ダサッ!!」


セーラー服やった……だけど僕が学生の頃見ていた馴染みのある物ではなく、水兵さんが着ているようなパンツスタイルのピシッとしたセーラー服やった。


水兵さんのセーラー服、ダサくないです!

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