怨我苦(おんがく)
僕は必死になって武器を振り回す、生きる為に。攻撃の魔法なんて持ってないし技も1つしかない、これしか方法が思い付かん。
頭の中で音楽が流れる、海外の激しいロックバンドの曲や。
美しい人々よ 美しい人々よ
英語なんてサッパリやけど、このフレーズだけはしっかりと覚えてる。洋楽聞く人=カッコいいと思ってジャケ買いしたんやけど、じいちゃんがそのジャケットを見て、凄い僕の事を心配してたな。
今……全く関係ない事考えてるな、僕。
脳内で再生される曲に身を任せ武器を振り下ろす。
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「はぁ……しんど……」
気づけば僕しか立っていなかった。
骨犬も頑張ってくれてたんやけど、途中で光になって消えた。あの子と再会するんは暫く先や。
また召喚したらお礼言わなアカンな、あの子が頑張ってくれたお陰で助かったんやし。
でもどないしよ、帰り道がわからん。
体力があと僅なのは休んだらなんとかなる。
骨のヒビも骨治療で元通りになる。
帰り道だけは骨犬がいないとどうしようもできひん。
考えるのもしんどいんで呆然と立ち尽くしと、不意に声を掛けられた。
「なかなか根性あるじゃん」
茂みが喋った?ちゃうな、茂みの方から声が聞こえたんや。
いきなりの声に驚きはしたものの、疲れすぎて思うように身体が動かん。
声のした方へ顔を向けると見知らぬ魔族がそこにおった。
見た目は褐色の肌に赤い長髪でおしりの方には『いかにも悪魔』って感じの尻尾が生えていた。
「誰ですか?」
大腿骨の鉈を持つ手に力が入る。
「おっと、俺は怪しい者じゃないぜ。身分証明もしっかり持ってる」
そう言うと魔族は茂みから抜け出し、僕の目の前までやって来て身分証明証を見せてきた。
「イビルさん?」
「そう、俺はイビル。所長達に頼まれて火種トカゲの番を捕獲しにこの森にやって来たんだ。するとなんだ、シェイクドッグの群れとアンタが戦ってたからよ、ずっと様子を見ていたんだ」
イビルと名乗った魔族は太陽の様な笑顔を向けてきた。様子を見てたんやったら助けてくれてもええやん。てもそう言えば、犬と戦ってる途中にイビルさんっぽい声が聞こえた様な気がする。
「もしかして、助けてくれました?」
「おぉ気付いてたか!ちょこっとだけな」
「いえ、助かりました。ありがとうございます」
命の恩人でもあるイビルさんに、感謝の気持ちを伝えお辞儀をする。
満身創痍の僕はそのまま顔を上げる事が出来ず、そのまま崩れ落ちた。
「おいアンタ大丈夫か?おい!?」
イビルさんが敵では無い事に安心したのか、僕はそのまま眠りについた。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
「これでいいのか?」と、悩みながら書きました。
後半の会話などの間に入る所が説明臭く感じてます。
本当にオイラは文章力が無いと痛感しております。
悩んでいる間は書けもしないのに、新作のネタとかを考えて現実逃避。
小学生レベルですがアイディアだけは出てくるんですが、文章にするのが本当に難しいです。
今回考えた実現しない新作タイトル
『仮にも勇者なんだから』
世界に5人いると言われている勇者。
その中の1人が10年前に10万の軍を引き連れ、魔王のいる大陸に攻めこんだ。
その勇者の能力は人々の想いに比例して力を発揮する『オーバーエール』。
これまでの活躍により、人々の想いを手にした勇者は魔王に勝てると思っていた。
だが、結果は惨敗。
勇者は気付いた「魔王に勝つには今よりもっと想いが必要だ」と。
引き連れた兵士の殆どは命を落とし、生きて帰って来れたのは勇者を含め32名だけだった。
ボロボロになって王国に戻ってきた勇者に待っていたのは、国民の怒り・悲しみ・そして絶望の声だった。
その罵倒、非難の声は勇者の心を打ち砕いた。
そして現在、勇者は村の外れで密かに暮らしている。
身分を偽りギルドの仕事で生計を立て、なるべく人と付き合わない生活を送っている。
一人の少女と出逢い……
こんな感じです。
キャラ設定は曖昧です。
・バロライナ(通称バロ)
人々の想いに比例し強くなる勇者。
※バロライナに対しての想いじゃないと発揮しない。
ひねくれた性格で人との付き合いを好まない。
頻繁に自家製の煙草を燻らせている。
※魔物避けの効果あり。
こんな感じです……。
なんか、今回のは投稿した話より、あとがきの方がスラスラ書けた……。
心なしか、長くも感じる!!




