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Yellow Marker~一人だけ魔族でプレイ~  作者: モチモチの木
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森の犬達2

自分の作品を読み返して、へこんでいます。

読みにくいとかそういうのじゃ無く、昔の方が下手なりにも頑張ってる感が……。

なので、今回は下手なりにも頑張ってみました。

 このゲームを始めて、夢であって欲しいと思った事は何度もあった。その度に助けてもらったりもがいたりして何とか乗りきってたけど、今回はちょっと無理そうや。


 噛みつかれ、振り回され、引きずられ……。

最初の方はアーミーナイフとハンターナイフの2本装備で抵抗してたんやけど、数の暴力には勝てず今じゃ手も足もでやん。体力ゲージを見てみると残りの3割位になってる。不幸中の幸いはこの犬達の攻撃力が低い所。だけどそれは、この苦しい時間がまだ続くってことや。

ほら、また振り回される。コイツらは僕のことをオモチャかなんかと思ってるんか?

痛さもある、正直もう止めてほしい。

僕の言葉なんて理解できやんのやろう。

これが魔物の世界なんか……野営を舐めてたよ。

こんな事になるんやったら宿代ケチらんと村でお金稼いだ方が良かった……僕、ここで終わるんかな。


 パキッ


 「!!」


 声にならない激痛が右足から走る。

折れたかもしれへん。やけど確認する気力もない。


 「キャンキャン!!」


 「骨犬……?」


 声が聞こえる方へ視線を向けると、傷付きながらも僕から犬達を引き剥がそうと抵抗する姿が見える。犬達の攻撃力が低い為なんとか生き残っている。前はゴブリンにも負けてたのに……ホンマ強くなったな。


 僕ももう少し頑張らなアカンな。


 だってあの子の、ご主人なんやし。


 「メニュー、装備、ハンターナイフ、大腿骨の鉈を装備!!」


 現状犬達に所々咬まれ、指で操作がしづらい状況だったので音声で操作をするしか無かった。

多分プレイヤー同士の対決には使えないけど、相手が魔物なので問題ないと思った。

僕の手元にはハンターナイフと大腿骨の鉈が握られている。犬達の噛む力は未だに緩んでないけど、僕は強引に大腿骨の鉈を持つ左手を振り回す。

体勢も悪いし、犬も軽くない。だけど犬達を引き剥がすにはこれしか無いと思った。

大腿骨の鉈で相手にダメージを与えれれば成功、犬同士ぶつかって離れれば大成功。

僕は持てる力を振り絞って、がむしゃらに手を振った。犬の歯が食い込んでいるのか、中々放さない。

それでも僕はひたすら腕を振った。


 「ヒートショット!!」


 『ギャン!』


 突然声が聞こえたと思ったら、腕が軽くなった。

何があったんやろう……。声の主を探したい所やけど今はそれ処じゃない。軽くなった腕を使い、大腿骨の鉈を噛みついている犬達に叩き込んでいく。

一匹、二匹と僕の元から離れていく、確実には仕留めれなかったが、ようやく身体が自由になった。


 「骨犬!!受け取って!!」


 骨犬目掛けハンターナイフを投げる、骨犬は高く上がったそれを見事ジャンプして咥える。

謎の声の人のお陰で、すこしだけ希望がみえてきた。


 「行くで骨犬。」


 「キャン」


 僕は絶対に生き延びるんや……。

生き延びて、アタルに合う!!


 「スラッシュ!!」

ここまで読んで頂きありがとうございます。

これからも頑張って行きたいと思います。

見守って頂けると幸いです。

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