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Yellow Marker~一人だけ魔族でプレイ~  作者: モチモチの木
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野営をしましょう。

 『おめでとうございます。眷属のレベルがあがりました』


 本日2度目の骨犬のレベルアップはさっきより早かった。魔物の横を走り抜けるだけで、骨犬の咥えたハンターナイフは相手を切り裂いてダメージを与えていく。やっぱり戦闘への貢献具合で経験値の入り方が違うみたいや。

今回相手にしているマッシュマンは動きの遅い魔物やから相性はバッチリやけどゴブリンや赤ゴブみたいな動き回る奴が相手やったらどうなんやろね。


 「日も落ちてきたし、そろそろ野営が出来そうな所でも探そか」


 森の夜は危ないって言うし、今日が初めてやからね。早目に取り掛かろうと思う。

 出来れば入ってきた入口近辺が良いんやけど、結構歩いて来たから、戻るのにも時間が掛かりそうや。

とりあえず魔物がどこから来ても分かるように、少しでも拓けた場所を探そうと思う。


------------


 「ここ、ええやん」


 あれから僕と骨犬は拓けた場所を求め暫く歩いた。途中、マッシュマン2匹と遭遇したけど難なく対処することができた。あと、遠くの方で犬の遠吠えみたいなのが聞こえたので、その声が聞こえた方向とは逆の方向へ進んで行った。

そこで見付けたのが今いる場所、何の樹か分からへんけどめっちゃ大きな樹がドドンと一本だけそびえ立っている。

樹が大きいからか、周りには木が無く見通しも良い。


 「ここを今日のキャンプ地とする」


 骨犬に言っても伝わらないネタに一人で満足しつつ、キャンプ改め野営の準備に取り掛かった。


 木のおじいちゃんから頂いた道具類をアイテムボックスからとりあえず取り出す。“フラッシュシート”って言う道具しか、ちゃんとした説明を聞けてなかったので、調べる必要があるからね。

だけどいざ取り出して見れば、現実世界でも見慣れた物が殆どだった。

簡単な調理ができるように鍋・お玉・ナイフなどの調理道具、そしてその調理を手助ける為の金網スタンド。多分これがコンロ代わりに使うヤツかな。

他にもランタン・厚手のマント・四隅に紐の付いた恐らく雨避けとかに使うんやと思う大きめな革が入っていた。


 「この2つは見た事ないわ。」


 それは大きめの葉っぱが束になって纏められている物とマッチ箱ぐらいの大きさの小さな木箱、現実世界で似た物も思いつかへん。


 「キャンキャン!!」


 アイテムボックスを漁るのに夢中になり、辺りが暗くなり始めてるのにも気付いて無かったのを骨犬が教えてくれた。ホンマ賢い。


 「ゴメンって、急いで準備するから骨犬は薪に出来そうな枝とか集めてきてくれる??」


 足元に落ちていた木の枝を拾い、骨犬に見せる。

骨犬は理解したのか、一度鳴くと森の中へ走って行った。


 「あんまり遠くに行ったらアカンよ」


 僕は急いで野営の準備に取りかかった。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

早目の更新です!

やれば出来ました!ですが、持続できるかと言えば出来ません!出来るだけ頑張りますのでよろしくお願いします。


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