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Yellow Marker~一人だけ魔族でプレイ~  作者: モチモチの木
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梅村さんと別れて 1日目 森へ

凄く短い目です。

 「今日はデーモン様と一緒じゃないんだな。」


 コルトガの町を出ようとした時に、猪顔のおっちゃん"バンさん"に声を掛けられた、


 「昨日だけですよ、一緒に居てくれたんは。」


 それを聞いて緊張の糸が切れたのか、バンさんは安堵の息を洩らす。

バンさん、気持ちわかるで!!お偉いさんって居るだけで疲れますもんな。


 「デーモン様とサウスはどう言った関係なんだべ?」


 この町で初めてプレイヤーネームで呼ばれ、ちょっと反応できやんかった。

そうや、僕はサウスや……。


 「特別な関係は無いですよ、僕が道に迷っている時に、うめ……バイソンさんに助けて貰ったんです。僕、記憶を失ってるみたいで色々世話になっているんです。」


 これが梅村さんと考えた二人の設定、単純な設定やけどあまり凝ってしまうと僕が覚えられへんからこんな感じになった。


 「サウス……あまりデーモン様を困らせんな、あの方は我々魔族の賢人様なんだべ。あと、お前ぇがどれだけ仲が良いか知らんが、様はつけた方がいいべよ。周りが良い顔しねぇからよ。」


 そっか……梅村さんは、魔族の中じゃ偉い存在やもんね。


 「バンさんありがとう、気を付けるわ!!」


 「おぅ、分かればいいべよ。デーモン様との仲を羨んでお前ぇに嫌がらせする輩が出るかもしんねぇからな。もしお前ぇに何かあったら、オラも気分が悪いからよ。」


 何この優しい猪さん!!

バンさんの忠告は素直に受け取っておこうと思う。


 「それより、お前ぇこれからどっか出かけるんだか?」


 「ちょっと、野営の練習がてらお金を貯めようと思って……どこか良い場所あります??」


 この町を出たのは、昨日の一回だけやし、この辺りの地理もようわからん。


 「金貯めてぇなら、この先にあるコルトガの森が良いと思うが、お前ぇ大丈夫かえ?あまり腕に自信がねぇなら深く潜ったらダメだど。」


 「ありがとう気を付けるわ!!」


 優しい猪顔さんにしばしの別れをつげ、僕はコルトガの森に向う。




~コルトガの森~


 コルトガの町を出て、しばらく歩いて僕はコルトガの森に着いた。

どこを向いても緑、僕は邪魔する草木をハンターナイフで狩りながら進んで行く。


 「草めっちゃ鬱陶しいけど、静かでええ所やね。」


 木漏れ日に照らされ、気持ちいい風が僕の骨を撫でる。なんかピクニックに来てる気分になった。


 「そうや、骨犬も出したろ。」


 こんな良え場所、一人で味わうのは勿体無いわ。あの子の訓練もしたいし。

僕はモニターから卷属召喚の項目を選び、骨犬を呼び出す。


 「キャン!!」


 なんかめっちゃ久しぶりな感じがする。

向こうも僕と会えて嬉しいのか骨の尻尾をブンブン振っている。

骨犬の頭を撫で、僕は今日の目的を伝える。


 「今日はな、この森で狩りをするで。お前には獲物を見つけて貰いたい。そんで一緒に獲物を狩ろな!!」


 「キャン!!」


 理解したのか骨犬は早速地面の匂いを嗅ぎだした。ほんま頭良えわ。


 「キャン、キャン!!」


 何かを見つけたのか、骨犬は何かの匂いを追っていく。僕もそれについて歩いて行く。あんまり遠くに行かんといてよ……。


 




 ここまで読んで頂きありがとうございます。

久しぶり過ぎてバンさんのキャラクターが分からなくなってしまい、凄く困りました。

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