梅村さんと別れて 1日目 買い物5
「乱獲って……それじゃあ、この辺りには火種トカゲはもうおらんの??養殖する考えはなかったん??」
あまりにもやり過ぎやと思う。
「居ないことはないと思うがの……。最近はめっきり見ないの。」
おじいちゃんは昔を懐かしむように遠い目をしだした。だけど何かを思い出したように……
「ちなみに養殖とはなんじゃ??」
おじいちゃんということは、結構昔から生きていると思うんやけど、飼育して増やすって考えはなかったんやね……。
僕はおじいちゃんに養殖について説明した。
……
「なるほどの!その考えは無かったわい。これは村長と所長に相談してみる価値があるのう。」
「あとモームも食べるんやったら、養殖に挑戦してみてもええと思うで。もしかしたら牛乳飲めるかもしれへんし。」
「やはり記憶持ちの知識は馬鹿にできんの。」
そう言っておじいちゃんは、おもむろにテーブルの上にある商品を数点革の袋に詰め僕に渡してきた。
「お前さんの知識への報酬と思って受け取ってくれ。全部安い物じゃが、これらがあれば最低限の野営ができるばずじゃ。」
こんなんで、本当に貰ってええんかな……?少し払った方がええんちゃうん?
「お代は結構じゃよ、そのかわりまた何かあればお前さんの知識を貸しておくれ。」
そう言う事なら貰っていいんかな??
僕の知識なんてたいした物やないけど、それであっちがこんなに喜んでくれるんやし。
「ありがとうね、おじいちゃん!!」
おじいちゃんは僕のお礼なんてまるで耳に入ってないようで、そくささと店終いをし始める。
「とりあえず、これから村長と所長の所に回るからの、今日はこれで終いじゃ。お前さんも、気を付けての。」
これは、早く店から出ていってって事なんかな??
「それじゃあ、また来ます。」
とりあえず、道具屋をあとにした。
……
「はい、干し肉とスパイスあとは干した
レミンの実だよ。しめて130ウーロンだよ。」
うん、はじめて知ったよこの世界のお金の単位。この大きなコイン3枚で足りるかな?
「150ウーロンだね、それじゃあ20ウーロンのお釣だね、毎度あり。」
食べ物屋さんでの買い物はすんなりと済んだ。何の魔族かわからんけど、元気の良い透明なおばちゃんやった。
僕が初めて野営をするって言ったら、おばちゃんが1日分としてすんなり用意してくれた。
あと、道具屋で貰った水筒に、無料でお水も入れてくれた。
食料がちょっと少ない気もするけど、これが普通らしい。
足りんくても狩りで食料とれる可能性もあるからなんとかなるやろ。
因みに食料も、道具屋で貰った道具もアイテムボックスに入れずに、そのまま革の袋に詰めて持ち歩いてる。
アイテムボックスを使うのはプレイヤーだけみたいで、僕が町中でそれをすると怪しまれると梅村さんが教えてくれたからや。
マジックバッグっていう、アイテムボックスみたいな便利な物もあるそうやけど、高価な物やから、まだ持たん方がいいみたい。
「用意もできたし、行こうかな。」
節約と貯金の為に、いざ町の外へ。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
自分の中では、早く更新できたと思います!
僕エライ。
まったく関係のないことですが、気分転換に違う話を書きました。
もしよろしければ、そちらの方も読んで頂けると幸いです。
只で際更新が遅いのに、更に遅くなる原因を……。
異世界転生・転移の裏で働く者。
https://ncode.syosetu.com/n0746dz/
よろしくお願いします♪
モチモチの木




