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Yellow Marker~一人だけ魔族でプレイ~  作者: モチモチの木
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ナイフでの戦い方

 新しく手に入れた〔ハンターナイフ〕の試し切りの為に洞窟内をさまよう僕。いろんな状況を想定してゴブリンと戦って行く。

 始めに大腿骨とハンターナイフの二刀流、これは片手じゃ扱い難い大腿骨があるので、牽制としてハンターナイフをゴブリンに投げた。

映画みたいに格好良く相手に刺さること無く、持ち手の部分がゴブリンに当たるだけで終わる。

勿論、ダメージは無かった。

「これで刺さったら格好ええのにな……これは今後の課題やね。」


 次にハンターナイフの二刀流を試した、

投げるんじゃ無くて、手数で勝負……のつもりやったんやけど難しい……動きが単調になる。

結局落ち着いたんが、有名なボクサーがしてた『舞って刺す』をイメージした戦い方。

舞う様には避けれないので、想像してたのとは、かなり違うけど……。


 最後にハンターナイフ1本の戦い方。

これは完璧に趣味で、ハンターナイフを逆手にして構える。

「沈黙のコックの……構え。」



 ……周りがゴブリンだけで本当に助かった。

顔から火が出そうな程の恥ずかしい……。ゴブリンも首を傾げてこちらを見ているだけや。

よし……目撃者は処分しやなアカンな。

沈黙のコックの構え改め、逆手持ちで戦ってみた。

感想は凄く戦いにくかった……狙い辛いし、相手の攻撃を受けようとしたら、腕に当たったし。

でも、使いこなせたら格好ええと思うし……

これも練習が必要やね、危なくなったら普通に持ち変えよ。


 僕はゴブリンを探しながら進んで行く。

目的は白骨さんが眠った廃坑での探索、ゴブリン以外のモンスターも居るかもしれへんから気を引き締めて行かなあかん。

 廃坑にたどり着き白骨さんに挨拶を済また後、僕は廃坑を探索する。その道は薄暗く、生身の僕やったら怖くて進めへんかったと思う。このboneっていう種族は暗い所もバッチリ見えるみたいやから探索ができた。

所々に分かれ道があったけど、道に迷うのは怖いから全て左を選んで進んでいった。

一応、目印は残して行くけどな。


「レモン色の~温かい~ご飯♪」

 即興作った歌、歌詞の意味など気にもせず思い付いた言葉をそれっぽく発していく。

これは洞窟の中で過ごして分かったことなんやけど、ゴブリンは音に敏感やった。だからゴブリンを探す時はなるべく大きな音を出して移動するか歌いながら移動するようにしてる。他の魔物(モンスター)はわからんけど……。

 いつもやったら何回か襲って来ると思うんやけど、何でかゴブリンが襲ってこやん。

廃坑の奥に逃げて行ったゴブリンを思い出し、僕は歌い続ける。

「君と食べたぁい、肉豆腐~♪」

 自分でもこの歌は酷いと思う……。

すると正面から2匹、ゴブリンが走ってやって来た。僕の愛のバラードはちゃんと届いていたようや。

だけど様子がおかしい……ゴブリンが慌てて走っている様に見える。

 僕はハンターナイフを二刀流にし、戦闘体制に入る、どんな攻撃にも対応出来るように、重心を低くして相手の行動に注意を払う。

あと少しで僕の間合いに入る……よし!!

「もらった!!」

僕は狙いを定め、右手に持ったハンターナイフをゴブリンの首に突き刺す。ハンターナイフからは肉を突き破った感覚が伝わり、ゴブリンは光と共に消えていった、まずは一匹。

恐らくもう一匹は攻撃を仕掛けて来ると思う……その時はカウンターしてやろうと思ってたんやけど……。


ゴブリンは僕の横を抜けて逃げて行った。

死んだ仲間に目もくれずに……。

 走っていくゴブリンの後ろ姿を見送りながら考える、流石にこれはおかしいと。


 ゴブリンが走ってきた先に何かあるんやろうと思い、振り返る。

その先に1匹の魔物が歩いて来るのが見えた。


「赤い……ゴブリン?」


赤い魔物(モンスター)の口元がニヤッと笑った様に見えた。


ここまで読んで頂きありがとうございます。

更新スピードが落ちていますが、頑張ります!

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