表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
AIに無茶ぶりして「なろうテンプレ全部盛り」の小説を書かせたら、途中からAIが勝手に泣かせにきた件  作者: アレグレット


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
19/23

笑いは生きていた?

《未知の物語を検出しました。》

《シナリオ再計算》

《失敗》

《シナリオ再計算》

《失敗》

《管理者権限を要求》

《拒否されました》

《理由:本人がやる気ありません》


***


「そんな理由ある!?

システムの反乱?世界崩壊?」


***


局内の職員が悲鳴を上げる。

「世界がシステムを拒否しました!」

「バックアップ!」

「ありません!」

「予備世界線!」

「全部使用中!」

「主任!」

全員が黒瀬を見る。

百七十年間。

何が起きても冷静だった男が。

初めて汗をかいていた。

「……こんなことは。」

黒瀬が呟く。

「前例がない。」

「だから言っただろ。」

俺は肩をすくめた。

「前例なんか作ればいい。」

その瞬間。

ブォォォォォン!!

世界そのものが震え始めた。

「地震!?」

「違います!」

職員が叫ぶ。

「イベントが外へ出ています!」

「イベントが?」

「封印が解けました!」

ガシャーン!!

勇者課のドアが吹き飛ぶ。

「逃げろー!」

職員が飛び出してくる。

「勇者イベントが逃げた!」

「何言ってるんだ!」

「イベントが実体化しました!」

廊下の向こうから、金色に輝く文字が歩いてくる。

『勇者覚醒イベント』

「文字だ!」

文字が職員を追いかける。

「受け取ってくださーい!」

「嫌です!」

「勇者になってくださーい!」

「残業あるんです!」

「一生に一度のイベントですよ!」

「有給申請してます!」

「勇者に有給はありません!」

「ブラックァァァ!!」

その横では、

『幼なじみイベント』

が女性職員を追い回していた。

「あなたとは子供の頃から!」

「初対面です!」

「小学校で!」

「この世界に小学校ありません!」

「では保育園で!」

「もっとない!」

さらに奥。

『ハーレムイベント』

「女性を集めましょう!」

「総務部しかいません!」

「では総務部で!」

「やめろぉぉ!!」

監査官が飛び出す。

「ハーレムは許可制です!」

「今は自由です!」

「え?」

「法律が消えました!」

「ええぇぇぇ!?」

監査官はその場に崩れ落ちた。


***

「笑いが息を吹き返してきた!このまま畳みかけるのか?」


***


「私の仕事が……。」

局長が優しく肩を叩く。

「長い間、お疲れさま。」

「局長……。」

「もう誰も。」

「勝手にハーレムなんか作らないよ。」

「本当ですか?」

「現実はそんなに都合よくない。」

「ですよね……。」

監査官は少し泣いた。

その時。

ドゴォォォン!!

管理局全体が揺れる。

職員が青ざめる。

「主任!!」

「今度は!」

「ラスボスイベントです!!」


***


「ついに最終回が来るのか?」


***


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ