熊っぽい魔物を見た
I became an adventurer for now - Souji Yamato
少年クリスと侍女Xrokは、薬草採取(中級)の真最中です。
けれども、目当てのドクダミ草は、なかなか、見つかりません。
しかし、2時間ほどで、どうにか、必要な量を採取できました。
それから、街に戻ろうとすると、奇妙なものに出会います。
それは、二足歩行する、身長150センチの『熊のぬいぐるみ』です。
クリスたちは、妖怪『キラーベア』と遭遇しました。
すぐさま、キラーベアは、襲い掛かって来ます。
「クマーッ!」
「サンダーブレイク」
キラーベアは、Xrokの雷撃魔法で、あっさりと撃破されました。
すぐに、キラーベアの死骸が、光の粒子となって消滅します。また、クリスの物品領域に、戦利品が収納されました。
{謎の温泉チケット(500報奨ポイント)×2}
クリスは、約1万円分の報奨ポイントを、手に入れました。
それと、クリスが、Xrokを、憧れの眼差しで見ています。
「俺も、魔法を使いたい!」
「使えますよ」
「え‥‥?」
「わたしと、融合すれば、使えるようになります」
当然ながら、クリスは、目を輝かせました。
早速、Xrokは、クリスと融合します。
Xrokと融合して、少年クリスは、成人女性クリスに変わりました。
いまや、クリスは、男役の女優のような外見です。
おまけに、意外と巨乳です。
しかも、顔が、結構なイケメンで、かなりの美女です。
「わたし‥‥いや、いや、俺、心まで、女性化してないか?」
『違います。あくまでも、男っぽい女性です』
システムと化したXrokが、ウインドウ越しに、そう告げました。
やがて、クリスは、ズボンの中を、弄りながら赤面します。
「やばい、窪みが、その‥‥」
『はい、女性ですから』
「まさか、男と、その‥‥」
『はい、子供も作れますし、出会いによっては、恋もします』
クリスは、恥じらいながら、うずくまりました。
続けて、クリスが、涙目で質問します。
「元に、戻れるよね?」
『はい、融合から、6時間を越えれば、元に戻れます』
「さ、先に言ってよ!」
『手遅れです』
Xrokは、平然としています。
一方のクリスは、意外と可愛く、泣き出しました。
しばらく、クリスは、泣いていましたが、気を取り直し、立ち上がりました。
そして、せめてもの気休めに、魔法を使います。
「サンダーブレイク!」
クリスの言葉で、空中に、雷撃が発生しました。
すぐに、クリスが、感動します。
「凄い‥‥魔法が使えた♡」
『素晴らしい、お手並みです』
余程、嬉しいのか、クリスの声が、思わず、艶めかしくなっています。
一方で、Xrokが、システムウインドウから、温かく微笑んでいました。
こうして、クリスは、魔法が使えるようになりました。
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