装備を新調してみた
I became an adventurer for now - Souji Yamato
侍女のXrokが、仲間になった翌日です。
例によって、昨夜、クリスは、Xrokとケイトの官能美女二人を相手に、張り切りすぎて、今朝も寝坊しました。
なので、今は、Xrokから渡された『滋養強壮ポーション』を、寝ぼけ眼のままで飲んでいます。
「ぷはぁーっ、生き返る♪」
こうして、朝10時、やっと、クリスが回復します。
そして、Xrokの提案で、クリスの装備を新調する事となりました。
クリスの新装備は、Xrokが3D生成(ナノマシン生産)します。
完成後、クリスは、すぐさま、それらを装備しました。
ひとつ目の新装備は、強化戦闘服セットです。
これは、戦闘服と戦闘ブーツのセットで、オプションとして、野戦コートなども付属していました。
この戦闘服は、炭素繊維を高分子素材で補完した物で、伸縮性による動作サポートにより、筋力や瞬発力などが倍増します。
ふたつ目の新装備は、ビームソードです。
この機械の棒は、作動させると、ビーム風の刀身(力場)が出現します。要するに、見た目は、SF作品の『ありがちなビームソード』そのものです。
ただし、基本は、警棒として作用して、必要な時だけ、刃が形成される仕組みです。そのため、ビームの刀身を、安全に、握ることも出来ます。
「俺‥‥カッコ良いかも!」
クリスは、中二病が丸出しのシタリ笑顔です。
他方で、Xrokは、自身の野戦メイド服のチェックをしていました。
それで、折角、お着替えしたので、早速、冒険者ギルドにいるケイトに、見せに行きました。ところが、ケイトは、やぶ睨みしながら言います。
「まるで、SFオタク系のコスプレね」
「いや、いや‥‥本格的、科学系の装備だから!」
「けど、Xrokのメイド服は、似合ってる。
まさに、モダンで実用的というか‥‥」
「ありがとうございます」
Xrokは、満面の笑顔で応えました。
間を置いて、ケイトが、Xrokに問い掛けます。
「それで、本日のクエストは『薬草採取(中級)』で、良いわよね?
今回の採取対象は、ドクダミ草を一人一束よ」
「はい、旦那さまも、それで良いと思います」
Xrokは、いつの間にか、クリスのことを『ご主人さま』ではなく『旦那さま』と呼ぶようになっています。
これは、Xrokが、クリスを男性として、認めたからです。
ともあれ、クリスたちは、用件が済んだので、ケイトと一緒に、早めの昼食を摂ることにします。それで、気晴らしも兼ねて、ここの食堂を利用します。
しかし、冒険者ギルドの食堂は、いわゆる高級レストランです。
けれども、クリスとXrok(人造生命)とケイトは、美味しい食事を堪能することが出来ました。
ちなみに、飲食代は、Xrokが、報奨ポイントで支払いました。
こうして、午後からは、森でクエスト『薬草採取(中級)』を遂行します。
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