なにそれ‥‥なんで?
I became an adventurer for now - Souji Yamato
異変とは、平たく言えば、異常事態のことです。
季節が移って、夏となり、本日は、クリスの誕生日です。
そのため、クリスは、S級美女の侍女Xrokとの融合を解除して、生まれながらのA級美少年の姿をしています。
周囲には、A級美少女セイラとB級美少年セドリックも居て、百合で美少年喰らいのA級美女ケイトが、やたらと上機嫌です。
不意に、Xrokが、クリスに伺います。
「そろそろ、旦那さまの擬態を解いても、構いませんか?」
「擬態って?」
「実は、旦那さまは、バルキリーという種族で、赤ん坊の時に、宇宙由来の個人システムが、人間男性に擬態させていたのです」
「はあ? なにそれ‥‥なんで、今なわけ?」
「それは、旦那さまが、15才に成るまでは、解けない設定だったのです」
「なんだそれって?」
「もし、解かなければ、経験取得スピードなどが、激減‥‥人間のままです」
「じゃあ、取敢えず、解いてみて!」
「畏まりました」
クリスは、良く分からないので、考えなしに答えました。
すると、クリスの姿が‥‥なんと、可憐なドレスを着たS級美少女に変わりました。その姿に、一同、感動の余り、絶句しています。
しばらくして、クリスが、我に返りました。
そこで、Xrokが、解説します。
「お嬢さまには、肉体年令18才未満だと、R15事象結界が展開されているので、R15を超える恋愛行為が不可能です」
「R15って?」
「男性とだと、唇へのキスまでで、女性とは、お風呂で後ろから、抱き付く程度までです。それ以上は、物理的に出来ません」
「大丈夫、する訳ないから♪」
「しなくても、されると思います」
「ん?」
「冒険者ギルド親睦会の件を、お忘れですか?」
「う‥‥」
「納得して頂けたようですね」
平然と、Xrokが、突き付けた過去に、クリスは、純情涙目です。
その表情に、ケイトとセドリックが、見惚れてしまいました。
依然、Xrokとセイラは、平然としています。
最後に、Xrokが、クリスに注意喚起します。
「バルキリーの処女再生というか、美徳としての処女性の構築能力が凄いので、覚悟してください!」
「もしかして、エッチ厳禁とか?」
「加えて、バルキリーは、精神力も凄いので、辱めとかで失神するまでの時間も長いので‥‥ご愁傷さまです」
「それだと、成人しても、娼館での情報収集とかが、無理よね?」
「大丈夫、恥じらいは、性欲で緩和できます」
「それって、失神が、潮ふ‥‥失禁に変わるだけとか?」
「正解です」
美少女クリスは、股間を手で押さえながら、凄まじく赤面しました。
それでも、Xrokによれば、情報エージェントは、続けられるらしいです。
ところで、異変は、確率的にも起きるので、対策が難しいです。
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