暗黙の神話
I became an adventurer for now - Souji Yamato
神話には、暗黙の真相が、付き物です
その昔、バルハラは、天国でした。
しかし、それを信じる民族が、他宗教に敗北してからは、バルハラは、死者の国と呼ばれるようになりました。
以降、バルハラの『バル』は、死を表す言葉になります。同時に、御使い『バルキリー』は、死神となりました。
以後、バルハラの神話は、この暗黙の了解で、征服者の宗教から、その伝承を許される事になったのです。
時は、変わり、遥かなる未来の宇宙では、一部の人間が、自分たちの遺伝子を強化したり、肉体を機械で強化していました。
さらに、その一部は、自分たちを種族として成立させます。
中でも、最強の戦闘種族は、自分たちを『バルキリー』と名乗りました。
バルキリーは、宇宙空間でも生存可能な『女性だけ』の種族です。
彼女たちは、有精生殖の際には、男役の者が、その有り余るエネルギーで、肉体を男性に変化させて交わります。
また、男性に変化するために、自己の女性特性(主要素)と男性特性(副要素)を、連動させていました。
そして、男性に変わる時には、男女の特性を入れ換えるのです。
加えて、精神の整合性の為に、男女共通認識『若さの美徳』を保持しています。しかも、若さの美徳は、人の行動原理全般に及びます。
そのうえ、彼女たちの男性特性は、若さの美徳そのものです。これを、共通項として、男女どちらの場合でも、同様の人格を保てるのです。
尚、彼女たちは、女性なので、男性特性よりも女性特性の方が、遥かい大きいので、若さの美徳で、女性特性と男性特性の調和を取っています。
ところで、バルキリーは、インプラント方式のサイボーグでもあります。
ただし、その方式は、いわゆる魔法収納のような『インプラント領域』に内蔵機器を収め、それらの効果を、インプラント領域から、肉体に適用します。
さらに、バルキリーは、自分の腕や脚を、同様の領域で包み込み、代わりに機械の腕脚を接続する技を使います。
これにより、腕を戦車砲に変えたり、両脚をキャタピラに変えたりします。
ちなみに、バルキリーは、インプラントにより、頭脳も肉体も、完全強化された戦闘種族でもあるので、ほとんどの兵士たちは、戦場の敵として、彼女たちを見掛けると、迷わず逃げ出します。
何分、バルキリーは、特異点による殺戮やら、空間跳躍による追撃なんかを、自力で行える種族ですから‥‥
余談ですが、神話に不整合が付き物なのは、他の神話や逸話からのコピペ(考えなしのパクリ)が主な原因らしいです。
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