人生での選択
I became an adventurer for now - Souji Yamato
選択とは、未来を決めること、唯、それだけの行為です。
時は、いまだに、例の親睦会の翌日の夜で、ここは、ケイトの家です。
クリス(女性18才)は、ひさし振りに、少年の肉体に戻る事にします。
そこで、彼女は、システム侍女Xrokとの融合を解除して、少年クリス(14才)に変わりました。
結果、Xrokも、実体化します。
それを、目撃して、同居人のセイラ(女性17才)や、セドリック(男性16才)が驚いています。
思わず、セイラが、Xrokに確認します。
「もしかして、クリスって、男だったの?」
「いえ、生来は男性ですが、精神が発達途中の未成年なのに、成人女性化したので、本当の自分は女性だと、自覚してしまっています」
「どう言うこと?」
「言うなれば、未熟なのに、超人女性化したら、本来の自分が、超人女性に吸収されてしまった‥‥みたいな感じです」
「うぎゃ‥‥」
Xrokの答えで、セイラが、しかめっ面に変わりました。
さらに、Xrokが補足します。
「そして、クリスさまは、女性としての自覚に加えて、男性としての自覚が発達中です。また、少年の肉体は、男性としての自覚を促すのに最適です」
「だけど、男性としての自覚が増えると、女性としての自覚が減るとか?」
「違います、セドリックさま。
むしろ、個性としては、男性と女性の自覚が対比されるので、女性としての自覚も増加するのです。
ただし、完全に女性本位なので、男性としての自覚は、どうしても、女性としての自覚よりも、低くなってしまいます」
「なるほど、クリスは、ある意味、完全に女性なんだ」
「ですが、女性の肉体を維持するには、私との融合が必要なので、まだまだ、不完全な存在なのです。
これについては、男性として成人した後で、クリスさまに、能力『異性化』を生成付与することで、問題を解消できます」
「それだと、しばらく、不便だね?」
「そうです」
セドリックは、Xrokの答えに、納得しました。
今度は、ケイト(女性21才)が、Xrokに質問します。
「それで、次は、いつ、女性に戻るの?」
「融合による女性化は、融合解除による男性化から、2時間後には可能です。
さらに、融合解除は、融合から6時間後には可能となります」
「だけど、今夜のクリスは、少年のままで居るわよね?」
「はい、クリスさまが希望すれば、そうなります」
その答えを聞いて、ケイトが、何かを期待しています。
そこで、クリスが、ケイトに、笑顔で告げます。
「ケイトさんのために、今夜は、男のままで付き合うよ」
「うれしい♡」
ケイトが、あからさまに喜びました。
そして、ケイトとクリスは、ケイトの部屋に向かいます。
自明の理として、幸せな人生とは、喜びの積み重ねです。
I became an adventurer for now - Souji Yamato




