しかしながら鹿だけに‥‥
I became an adventurer for now - Souji Yamato
今回、クリスたちの討伐ターゲットは『妖怪キラーディアを5匹』です。
例によって、森を彷徨っていると『妖怪キラーディア1匹』を発見します。キラーディアとは、二足歩行する身長140センチの『鹿のぬいぐるみ』です。
「シカーッ!」
「来い!」
キラーディアは、セドリックの剣技で、光の粒子として消滅しました。
クリスたちは、戦利品『謎の食べ放題チケット(報奨ポイント500点(約5千円分))1枚』を手に入れます。
さらに、森を彷徨うと、今度は、妖怪キラーディアが2匹です。
クリスとセイラの女性コンビが、奇襲します。
「はあぁっ!」「でやあっ!」
「「シカーン!」」
クリスがビームソードで、セイラが長剣でキラーディアを斬り裂いて、キラーディア2匹が、断末魔を上げながら消滅しました。
またもや、戦利品『謎の食べ放題チケット2枚』を入手します。
これで、討伐する妖怪キラーディアは、残り2匹です。
ところが、次には、キラーディア3匹と遭遇しました。おまけに、すぐさま、飛び掛かって来ます。
「「「シカーッ!」」」
『プロテクトウォル』
システムウインドウ内から、システム侍女Xrokが、生成スキルによる『不可視の壁』で、キラーディアどもの攻撃をブロックしました。
その隙に、セドリックが、魔法石『ファイアーストーム』を使用します。
「これでも、喰らえ!」
「「「シカーン!」」」
キラーディア3匹が、こんがりと焦げて消滅しました。また、戦利品『謎の食べ放題チケット3枚』を獲得します。
これで、合計6匹‥‥1匹多いですが、クリスたちは、討伐クエスト『妖怪キラーディア5匹』を達成しました。
その後、クリスたちは、冒険者ギルドで、先ほど達成した『討伐クエスト』の報酬を受け取りました。
報酬は、現金2千コイン(約2万円)と報奨ポイント1千点(約1万円分)となります。ですが、敵が弱いだけあって、討伐報酬としては少額です。
それなので、セイラが、クリスに言います。
「敵が、弱すぎない?」
「そうだね」
「僕たち、パーティーを結成したばかりだから、しばらくは肩慣らしだよ!」
「セドリックの言うとおりかも」
「じゃあ、セイラと同じく、わたしも、そうする」
珍しく、気弱なセドリックが、セイラとクリスの説得に成功しました。
クリスが、セイラに言います。
「じゃあ、次は、妖怪キラーウルフあたりだね?」
「あれって、集団だから、面倒臭いらしいよ」
「そうなんだ?」
「しかも、必要な討伐数も、10匹とかだし」
「僕たちは、妖怪キラーベア5匹の討伐クエストを、受けるべきだね!」
「セドリックの意見に賛成ね」
「クリスと同じく、わたしも、賛成よ」
またしても、セドリックが、クリスとセイラの説得に成功しました。
‥‥何かの前兆かも知れません。
けれども、しばらくは、強い魔物ではなく、弱い敵『妖怪』討伐が続きます。
I became an adventurer for now - Souji Yamato




