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あの大きな樹とともに

作者:三笠 好弘
ある街の神社には来歴不明のとても大きな樹があった。
その大きな樹の周りで起こった様々なうわさ話を聞いて育った子供たちがいた。
時は昭和の終盤、そんな子供たちも令和の子供たちと同じように悩み、葛藤の日々を過ごしていた。
プロ野球選手になるという夢を持った主人公はいつまでたっても訪れない身体の成長期に悩み、人もうらやむ身体能力を持った少女は自身の特徴を望んでもいない不要なものと感じ、他人との距離感をうまく保てない少年は迷走し孤独の中をさまよい歩き、本当の理解を得たい少女は受け入れられない事実に直面する。
欲しい能力が欲しい人に備わらない、他人が望むものが望んでいない者に渡る、どんなに手を伸ばしても届かない望み……
そんな鬱々とした日々を過ごしている子供たち。
なぜだか頑なにクラスメイトと交わろうとはしない不思議な少年に強い影響を受けて成長していく主人公と、それぞれが抱える問題に立ち向かっていく少年少女の成長物語です。
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