目的
病が治ってから数日後ボクは父様と戦うことになった。
始めは素手での勝負
お互いが少し離れたところで構えた。と言っても父様はだたの仁王立ちのようにしていてボクは前世で習っていた合気道の構えをした。
父様は少し不思議そうにしていたが母様の声で真剣な表情へと変わった。
「それじゃあ二人ともいいわね?……始め!!」
合図と共にきられた手が下に下りきる前に父様は飛んできた。かろうじて避け振り返るとすでに姿はなくさがすと
「下だ」と声がした
下から来る掌手はボクの顎をかすめた。すぐさま距離を取り全力で正拳を突いた。
「はぁぁ〜!!」
が、何事もないかのように受け止められた。そのまま蹴りを出そうとすると急な眩暈に襲われ崩れ落ちた。
「そこまで!…………もう!やりすぎよ!カルマ、大丈夫?」
終了の合図をした後母様が駆け寄ってきてくれた。
「すまんすまん。意外とカルマがやるもんだからつい力が入った」
「カルマ、動かないでね」
ボクの額に手をかざし魔力を込めていた
「かの者に癒しを・・アクアヒール!」
手から注がれた魔力が全身に行き渡り眩暈による気持ち悪さはなくなった。
お昼を食べた後は剣術の稽古に入った。
とはゆうもの素手での勝負と同じようにボロボロに負けた。
まっ!勝てるわけないんだけどね!
父様は勇者の子孫でボクより小さい頃から剣術を学んでいて今や敵無し!
召喚獣と融合する剣技が得意らしいがまだ見たことはない。
母様も凄い人らしく魔力の最大量とヒーリングはすばらしいとのこと。
この世界は人1人魔力属性と召喚獣がことなる。
成人するとき学園にはいり始めて召喚獣との契約をする。個人でも契約することはできるがき国が開発した魔方陣があれば危険はない。
成人、15才で入学し3年間学び、優秀な人材は国の騎士にえらばれる。
ボクはまだ12才なのであと3年後だ!
父様の召喚獣は鷹で属性は火、母様の召喚獣はイルカで属性は水。
ボクも早く自分の召喚獣と属性をしりたいけど我慢!我慢!
ちょっとほうけてると父様が言った
「よし!今日はここまでにしよう!」
「な!父様ボクはまだやれます!」
「しかし、もう暗くなってきたし夜戦はもう少し強くなってからの方がいい。それに魔力コントロールがまだまだだ!」
「うっ!」
魔力とは関係ない世界で生きていたからか魔力コントロールを苦手としていた。病にかかる前のボクはきちんとできていたらしくかわりに武術が不得意で今のボクとは真逆だ。
両親共、上がった魔力と関係しているのだろうとあまり気にしていなかった。
一度死んである意味生き返ったんだ。カルマ・ファールとしてこの世界を生きて行こう!
魔法とかぶっちゃけ面白そうだし、どうせなら最強を目指してやる!!




