第26話
あれからボクは新しい魔法として騎士団の人達や学園の先生方に飛ばす斬撃をレクチャーし、ボク自身も色んな魔法を教わった。
そして驚くべき事実が発覚した、ボクの魔力属性は無、でも他の四属性も使える事が分かったのだ!
通常1人1属性が基本的なのでボクはとても稀有な存在らしい、ただ文献の中には初代勇者は同じ無属性だったとしるされているが、真実はわからないとのこと。
みんなにあれこれ教えたり教わったりで数ヶ月が過ぎていた、そう!長期夏季休暇がやって来るのだ!
「はぁ〜、もうすぐ夏休みかぁ〜」
「あら?カルマ君夏休みの予定決まってないの?」
お昼ごはんを食べ中庭でゴロゴロしていたボクにファナが声をかけてきた。
「予定がないなら私の修行に付き合ってよ」
「あ〜、ごめん!一応実家に帰るつもりなんだ。父様と勝負したいし」
「勝負って…そこは会いたいとかじゃないの?」
「勝負だね。学園に来る前は数え切れないほど勝負したけど勝てたのは数えられるくらいしかないから夏休みの間に出来れば50回くらいは勝ちたいなぁ〜」
「……1日何回勝負するつもりよ…てか1日に何回勝負してるにかしら?」
「ん〜、だいたい朝と夜に一回ずつ対戦して、昼は魔物が出ればどちらが先に倒せるかとか、魔物が来なければ対戦してたけど…」
「……カルマ君の村ってそんなに魔物が出るの?」
「ボクの村は河向こうが魔の森だし、河の流れそんなにないし浅いところもあるから渡ろうと思えば渡れるよ」
「危険じゃないの?そんなとこに村があるなんて」
「父様がいうにはだから俺たちが守るんだって言ってたよ。ここを野放しにすれば近くの村や最悪首都にまで危険が及ぶ。みんなが平和に暮らせるように御先祖様はここに住み始めたんだ。御先祖様に顔向けできる様に、みんなを守る為にここで生きるんだ!…そう言ってた」
「素敵なお父様ね」
「その後、あと惚れた女房を守るのは漢の役目だ!って叫んで母様とイチャつき始めてた」
「………前言撤回するわ……ね!カルマ君の里帰り私も連れてってくれない?」
「え?」
「カルマ君の村には魔物が出るんでしょう?もし危険が少ないなら魔物退治に参加したいのだけど…」
「……王様がいいって言ったらね」
「それ、事実上ダメって言ってるようなものじゃない」
「聞くだけ聞いてみれば?」
お昼の時間も終わりもうすぐ待ちに待った?夏休み!父様との勝負等々楽しみだ!!
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「主………どうして……私は…主と共に死にたかったのに…………我が主よ」
次回からカルマ君は里帰り!
現在冬なのに夏休み…これから二転三転と話を展開していきたいと思います。




