第25話
3日間捕まっていたおかげかもう一本の剣はボクの理想通りの小太刀が出来た。
ボクは新しい相棒の刀たちをふるった。
……王様相手に……
「カルマ君!君の実力見せてもらうよ」
「あ、あはは、お手柔らかにお願いしま〜す」
王様は自分の身長ほどある大剣を使っている。
王様は力押しの剛剣、大してボクは受け流す柔剣
とゆうかまともに受けたらマジ死ねると思う。
「ふはは!流石は魔物斬りのカルマ君だ!俺の剣を受け流すなんてなぁ〜」
「ちょ!なんだすかその二つ名!」
王様の上段からの攻撃を白羽流しで防御兼攻撃しながらいつの間にかつけられていた二つ名について聞いた。
王様はボクの攻撃を避け距離を置いた。
「なんだ?知らんのか?あれほど魔物を斬り倒したんだ。普通は魔法を併用して倒すものだよ!……ちぃ避けたか」
「避けないと危ないじゃないですか!それに魔法使ってましたよ!未熟なボクが魔法なしで魔物倒すのは限界があります!」
王様は構えを解き質問してきた。
「だが騎士団の調査では付加魔法を使った形跡はないときいたぞ?確かに魔力の痕跡はあってと言っていたがてっきり魔物共が使ったのかと…」
この世界の魔法の使用法は杖や手から繰り出す魔法と武器に魔法を付加するやり方に分けられる。ボクの魔力をそのまま斬撃として放つ方法はあまり知られていないようだ。
「王様、ボクの魔力属性は無属性です。王様の言う武器に属性を付けてそのまま放つんです。……こんな感じで!」
誰もいない方向に斬撃を飛ばし見本として似せると唖然とした顔の王様と訓練場入口にファナとシリウス団長が同じく唖然とした顔で立っていた。
「……え〜と、王様?」
声をかけるとハッとした王様に詰め寄られた。
「い、今何をしたんだ?無属性って言っていたが風を使ったんじゃ?」
「落ち着いふいてくだはい、おうふぁま」王様にガシガシ揺らされながら答えているとファナとシリウス団長も一緒に揺らしてきた。
「ど、どどうゆうことなのカルマ君!あなた確か、無属性だよね?もしかして無属性の魔法なの?」
「おい、カルマ!今のどうやるんだよ!俺にもできるのか?なぁオイってば!」
3人に詰め寄られ、揺らされ、みんなが落ち着くのに数分かかった。
「うっぷ。気持ち悪い」
「す、すまんカルマ君つい気が動転してしまって」
「ごめんなさい、カルマ君。あんな魔法見たことがなかったから」
「ほんとすまん!飛ぶ斬撃なんて初めてだからよ。俺にもできるのか気になって」
王様、ファナ、シリウス団長の順で謝られながらも気持ち悪さに何も返事できなかった。
ここまでお読みいただきありがとうございます。




