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第20話

怪我が完治してから2週間、ボクは何故か王城に呼ばれ周りにはちょっと怖い顔した大人に観られていた。

目の前は王様が玉座に座っていて隣にはファナがいた……なにゆえ?



「さて、カルマ・ファールと言ったな?」

「は、はい!」

「此度は魔物退治誠によくやってくれた…が同時に何故騎士団が来るまで学園の結界で待たなかった!一歩間違えば死んでいたのだぞ!!」

鬼気せまる王様の言葉にボクは萎縮して父様に怒られている様に思えた。

「ご、ごめんなさい!父様!」

ボクの一言で周りは時が止まったかのように静かになった。

「…父様?」

静まった部屋にファナの声が響いた?

「あ!す、すみません王様!よく父に怒られていたので思わず…」

「「………」」



また怒られると思い萎縮して待つとまるでシーンと擬音が似合うかの様に静まり返っていた。

おそるおそる王様をみると怒っているのかプルプルと震えていた。


「あ…あのぉ〜王様?」

「……く、くははは!」

「……ぷ、あはは!」

「???」

王様は頭をおさえ笑い、隣ではファナが腹を抱えて笑っていた。

周りを見渡すと怖い顔してた大人たちは苦悶の顔をしていた。

……ボクを助けてくれた騎士の人は笑ってたけど…

王とファナの笑いは10分ほど続いた。



「あー久しぶりに笑った」

「私もよ、と・う・さ・ま」

ボクは一体何がなんだかわからず立ってることしかできずにいた。

「えーとね、王様は私のお父様なの」

「……………えぇ〜〜〜ぇ!?」

ボクはたっぷり三十秒もの間かたまり、絶叫した。




「さ、話を戻すか」

ファナに家名が違うとか何で隠しているのか、あたふたしながら質問のより取りをして王様が言った。

「もう一度聞こう。何故騎士団を待たず単騎魔物共に突っ込んで行った?何故学園にある結界の中でおとなしくしていなかった」

「…正直に言います。あのまま結界でおとなしくしていても数で押し切られると思ったんです。それに騎士団を待たなかったのは…戻ってもスプリガンで手いっぱいだと思ったんです」


「……死ぬとは思わなかったのか?」

「死ぬ気は全くありませんでした」

「……そうか……二度どこの様なことがないように」

「…はい」

「では、宴を開こう」

「はい?」

シリアスな場面から一転陽気な展開になった。

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