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第12話

今日は魔法の授業で騎士団の方々と一緒に北の平原に来ている。一年生総勢300人いるので練習場ではできないのである。

ここから北に5キロはど離れた砦の向こう側が魔獣や魔物が住む土地がある為騎士団の随行が必要で、魔物達が活性化している中そう何度も足を運ぶのは危険とされ、ついでに魔物を倒す訓練も必要として平原が選ばれた。



「さて、諸君!これから魔法の訓練を始める!魔法の基礎は授業で説明したと思うが最低限必要な事を言う。魔法はイメージと呪文によって発動する。最終的には一言で発動できれば素晴らしいが無理はするな!それでは各属性に分かれ担当の先生に師事を仰げ!」

「「「はい」」」

クラスのみんなが其々の属性ごとに分かれた。……ボクはどうしょう…タスク先生から基礎の呪文は聞いているし、個人練習かな?


「…い。…おい、カルマ!」

「ひゃ!ひゃい!」

「………大丈夫か?」

考え事の最中にタスク先生に声をかけられびっくりした。

「だ、大丈夫です。ちょっと考え事してただけで」

「そうか。…っと紹介する。俺の元部下で、現第2騎士団団長のエルミカ・スラウド。エルはちょっと変わりもんでな使えもしねぇのに全属性の呪文を覚えてんだよ」

「変わりもんってひどいです!団長!」

「今はお前が団長だろうが!何度いやぁなおるんだ!」

「そんなこと言われても私にとって団長は団長です!いつまでたっても団長です!」


……なんか惚気なのか喧嘩なのかわからないけど、どうしたらいいんだろう……



「だぁぁ〜!もういい!とりあえずカルマ!こいつがお前の指導者だ!学園長が何が出来るかは君次第だががんばれだとよ!!俺は自分の持ち場につく!あと頼む!」

タスク先生は足早に言いながら去って行った。

「あ!ちょっ!団長!………もう!いつもこうなんだから。えとカルマ君だったね。私はエルミカ。エル先生でいいよ」

「わかりました。よろしくお願いします。エル先生」

「……ん〜、なんか団長と一緒の教師みたいで嬉しいかも」(ぼそり)

「??。何かいいましたかエル先生?」

「え?ううん!何でもないよ。さ、まずは私の属性の風から教えよう。その後他の属性の見学をしてイメージをしよう」

「はい。エル先生」



▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️▪️

同時刻、北の砦ではたくさんの魔物と魔獣による攻撃を受けていた。

「畜生!このままもじゃあ砦がもたねぇ!おい新入り!お前、この事を王に伝えるんだ!」

「どうして自分なんですか!先輩が行ってください!俺が残ります!」

「うっせぇ!新入り黙ってゆうこと聞いてりゃあいいんだ!これも立派な仕事だ!」

「しかし!」

「さっさと行け!」

新入りの乗る馬のケツを叩き走らせた。自分は魔物達に向かって走り出した。

「先輩!………くそ!…早くこの事を伝えなければ…」


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