第10話
学園長との話も終わり、2日ぶりに教室に入ると、質問責めや罵しり声にあった。
「ねぇねぇ!その子召喚獣なんでしょ?何で小さくなってんの?」
「それより何で術者の中に戻ってねぇんだよ」
「暴走し、死んだらどうてくれる!退学しろ!」
「そんなこと言わないの!可哀想でしょ!私はカルマ君の魔力について知りたいわ。どうしてあんなに魔力コントロールがうまいのよ」
凄まじい言動にボクはただ苦笑いしかできずにいた。
すぅぅ〜。 ボクの後ろから息を吸う音が聞こえた。
「やめんかぁ!馬鹿どもぉ!」
タスク先生の怒号が響き、耳が変になりそうだった。
「いいか!カルマはこの2日間、学園長が検査をし、召喚獣と魔力コントロールについて問題なしの結果が出た!これからもこの学園で共に勉強するんだ!ちったぁおとなしくして後からゆっくり聞け!一応成人だろ!お前らは!」
「「「すみませんでした」」」
ボクのいない2日間で何があったのか、クラスのみんなは少し怯えながら謝罪してきた。
「よし!席につけ、カルマは知らんからこれからのことをもう一度発表する。本来なら一年魔力コントロールと様々な座学を教えるのだが、ここ最近、魔物共の動きに変化があり今の所騎士団がこれを抑えているが、いつ限界が来るかわからない。そこで座学は必要最低限にし魔力コントロールができたものから魔法と武器の訓練を始めることになった。他のものは武器の訓練、もとい俺との試合が済んでいるので、カルマと武器による試合を行う!ホームルーム終了後、全員訓練場に集合すること!以上!終了!」
……まじかよ……




