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学生竜騎士  作者: 雨後吹雪
一学期
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33/284

ランスソード

 初日の夜、俺たちはあまりの嬉しさに遅くまで騒いでしまった。

 そのせいか、朝起きると頭痛と吐き気でぶっ倒れそうになった。

 すぐに保健室に行き薬を飲んで治癒魔法をかけてもらい、念のためアティアにもかけてもらってやっと落ち着いた。

 そして今、俺たちは昨日と同じく第二闘技場で待機していた。

 ちなみに昨日の結果は一戦目第一試合が俺たちは八班、第二試合が四班、第三試合は二班、最後は当然のように一班だった。

 そんでもって次の相手が四班なんだが、すでに目の前にいて準備も済んでいる。

 なのに始まらない。

 ユリアさんいわく、今日の試合を見るはずだった王様が遅れているらしい。

 王様来るとかスゲーな。

 確か王様も竜騎士だったはず。 それも、かなり強い方の。

 俺が必死に思い出そうとしていたその時、轟音と共に黄金のドラゴンが闘技場の上空から降り立った。

 その背から赤いマントを羽織った金髪のイケメンが飛び降りる。

「いやいや、遅れてすまんな諸君! 私が国王である、ケルタ・アルボス・ランスソードだ!」

『うおー! 国王様、万歳!』

『きゃぁー!! 国王様、イケメン!!』

 闘技場中から歓声が響き渡る。

 イケメンイケメン言うのは仕方ないわ、事実だから。

 だが、注目すべき場所はそこじゃない……

 ランスソードかどっちだよ!

 ハッキリせぇ!

 つい国王にツッコミを入れてしまった。

 もう、はやく始めろよ。

「途中ゴブリンの巣を潰していたら遅れてしまった。 とりあえず始めたいので静かにしてもらえるかな?」

 国王の一言でようやく静かになったところで国王が俺たちと四班の間にたった。

「少し遅れてしまったが問題ないだろう。 それでは代表決定戦二日の一試合目を始めたいと思う。 私の魔法が合図だ」

 国王が手を上に上がる。

「それでは始めだ!」

 ズガァーン!

 轟音と共に雷が俺たちの前に落ちる。

 うるさいわっ!

短くてすいませんすいません

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