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女性が少ない世界でVTuberやります!  作者: ブル(犬川)


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21話 いざ、実食です!



調理室の隣に学校にある普段使う大きな食堂とは別の小さめな食堂がある。

そこで家庭科で作った料理を食べれるんだよ!

作った肉じゃがとオムライスをおぼんに乗せてそれぞれに運んでもらう。

食堂の配置はこっちと同じ6テーブルなのでそのままの配置で班ごとに使うみたい。

私達のおぼんは男性達が運んでくれた。もちろんそれぞれの信頼する護衛さんがね。

私のはアーヴァさんが持って行ってそのまま向こうで守ってくれている。

女性の食べ物に何か入れられたら一大事だからって。そういった事例もあるってことだよね、気を付けないと。

マリアちゃんも麗華ちゃんも同じようにお付きの人が持って行って待機してるから、いつでもしっかり守ってくれてるんだなって分かる。

改めてありがたいなと思った。

それから席に着いてお茶を入れようとしたんだけど「座ってて」と止められた。

男性が1人1人にお茶を配ってくれているみたいだけど、私にはいつも通りエドヴィンさんがお茶を入れてくれた。

うん。すっかりいつも通りのエドヴィンさんだね!良かった!

そうしてみんなの準備が終わった頃丁度チャイムが鳴った。

おっ、丁度お昼の時間だ!



「それでは皆さん、自分達で作った料理を食べてみましょう。

 味をしっかり確かめ何が足りないか、どうすればより美味しくなるか、女性の為により良い料理をどう作るのか考えながら食べてください。ではいただきます」

「「いただきます!」」



先生の挨拶でみんなご飯を食べ始める。

私の左に麗華ちゃん右にマリアちゃんの女子3人並んで座っていて、私の前にはアーヴァさんお兄ちゃんエドヴィンさんが座っている。

麗華ちゃん、マリアちゃんの護衛さん達もそれぞれの横と正面に座ってるよ。

さてさて、私の目の前にはお茶と肉じゃがにオムライスがある。

男性の分よりずっと少ない量だ。授業の合間にちょこちょこ間食してるからそんなお腹空いてないし大分少なめだね。

学校に入ってから間食ばかりだから太ってないか心配だよ!マリアちゃんも麗華ちゃんもあんなに食べてるのに普通体型だ。こっちの女性って太り辛いのかな?そうならいいな!(願望)

私のオムライスにはお兄ちゃん、エドヴィンさん、アーヴァさんにそれぞれ好きにケチャップで書いて貰った。

お兄ちゃんは「花美♥」、エドヴィンさんはドイツ語で「Ich liebe dich」た、多分「愛してます」だと思う。

アーヴァさんは2人の言葉を♥で囲ってた。「みんな花美にラブラブ♪」って言いながら。

思い出すと恥ずかしい(〃m〃)

一口食べると量が多いからちゃんと味付けできてるか心配だったけどしっかり味付けできてるね。

男性達がもっと醤油入れた方が〜お砂糖はもう少し多く〜とか色々アドバイスしてくれたお陰だね!

チラリとマリアちゃんのお父さん達を見ると泣きながら食べている。

「マリアが俺の為に料理を作ってくれるなんて…」と感動しながら食べてる様子は微笑ましい!

しかし当のマリアちゃんは「いつも食べてるのより美味しい気がする!」なんて言って喜んでいる。

自分で作ると採点が甘くなるやつだねこれは。



「麗華様が作ってくださったのですごく美味しいです!こんなに美味しいもの初めて食べました!」

「当たり前でしょう」



麗華ちゃんの護衛の人達も嬉しそうに食べてるから安心した。

その中でも麗華ちゃんが大好きな彼は泣きながらお礼を述べ食べてるから微笑ましい。

しかし麗華ちゃんの反応はドライだね。

そんな麗華ちゃんは自分の料理を食べ「プロの味と比べるといまいちだわ。まぁ、煮込むと野菜が柔らかくなることが分かったから良しとするわ」なんて、中々厳しいことを言っている。

食にうるさいタイプだね。



「みんなでつくるりょうり、たのしいね!花美いがいにりょうりつくるじょせいいると、思わなかったけど」

「私も、花美から誘われても断ると思っていました。参加すると言っても途中で文句を言って止めるかと」

「だな〜。俺も驚いたよ!まだ学生だからまともなのか、それとも花美の影響なのか?

 普通の女性なら絶対料理なんか作らねーもん」



アーヴァさん、エドヴィンさん、お兄ちゃんはマリアちゃん達が私とお料理を作ってくれたことに驚いたみたいでその話をしてる。



「私の影響じゃないよ!出会ったのは昨日なんだし、本人達が悪い子じゃないからだよ」



3人にそう言い返せばなぜか3人共「花美らしい」って笑った。

なんでやねん!

「そうね」と隣から聞こえた声に顔を向けると麗華ちゃんが私を見ていた。



「料理を自分で作るなんて想像したこともなかったわ。

 料理を作ることがこんなに時間がかかる作業だなんて思いもしなかったし、元々の食材なんて見たこともなかった。

 食べたいと言ってもすぐ出てこないことに怒っていたけど、それが当たり前であることを知ることができたわ。

 花美、貴女のお陰よ」

「…麗華ちゃん」



金髪ツインドリルの麗華ちゃんに微笑まれて、私の胸はキュンと鳴った!

思わずギュ〜っと抱きつき「一緒にお料理作ってくれてありがとう!麗華ちゃん!!」とお礼を言うと「っ、はあ!? 離れなさいよ!!」と真っ赤になって引き剥がそうとしてきたのにも萌えました♥

ツンデレ可愛い!

ただそのせいでマリアちゃんがほっぺたをぷっくら膨らまして怒ってしまったので宥めるのが大変だった(汗)

食後にお皿を片付けようとすると男性達が「自分が片付けます!」と食器を持って行こうとしてお兄ちゃん達と揉めてた。

「自分が片付ける!」となぜか取り合いに(^_^;)

なのでこっそり自分で持って行って洗ったよ!

ちなみに、マリアちゃん達のはパパさんや護衛さんが洗ってたよ。



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