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女性が少ない世界でVTuberやります!  作者: ブル(犬川)


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16話 今日から寮暮らしです!

【小話】

この辺なぜか学校入学しに来て→女子寮→次の日入学式になってたから、学校入学→入学式→女子寮と順番直した。

その為にお兄ちゃんの登場シーンを消したり親が丸一日学校で娘の入学待ってることになるから修正して英和お父さんを追加したりと色々大変でした(;'∀')



「わ〜広い!綺麗!」



入学式の後、中々離れてくれないマリアちゃんに苦戦しつつ寮暮らしではない彼女と別れて、私とアーヴァさんエドヴィンさんの3人で案内の先生と共に女子寮の門を潜った。

というのも女子寮はぐるりと高い壁に囲まれていたから。

2m近くある大きく真っ白な壁は結構威圧感がある。門には警備員さんもいたので頭を下げ挨拶してから門を潜った。

すぐにホテルのような綺麗な真っ白い建物が見えた。道にはレンガが敷かれ左右には花畑が広がっている。

景観もいいし花の香りもしていい所だなと思う。ぐるっと壁に囲われてるが。

隅々まで整備された様子に、相当なお金と手間が掛かってるのが分かる。

寮というかどう見てもホテルのフロントで3人の男性に出迎えられた。

彼らは寮長さんで何かあったらいつでも声をかけてと言ってくれた。

それからここまで案内してくれた先生方と別れて、何かすごい揉めてたがここからは寮長さんが案内してくれるみたいだ。

道中はこの女子寮について色々教えてもらった。

女子寮は5階建てで1階に食堂や温泉に美容室、病院まであるらしい(`o` ;)

2階から5階が生徒達の部屋になっていて2〜3階が1年生、4階が2年生、5階が3年生の部屋になっている。

1年生が多いのは1年通う間に嫌になって家に帰ってしまったり、さっさと夫を作って出て行ったり、夫ができて寮から通学に切り替えたりする人が多いから、らしい。

それと屋上にプールがあるそうだ。なんか凄すぎて何も言えない(^o^;)



「ここが花美さんのお部屋になります」

「はい!ここまで案内して頂いて、ありがとうございました」ペコリ┏○⁾⁾

「っ…いぇっ!いつでも呼んでもらえればどこだってご案内しますから!」



メインホールからエレベーターに乗り2階の私の部屋の前までやってきてお礼を言うと、寮長さんは頬を赤くして照れていた。

お礼ってそんな言われないものなのかな?

ここに来るまでだけじゃなく家の警備員さんもそうだけど、みんなお礼を言うと驚いたり照れたりするんだよね。

この世界ではそんなお礼を言うことが珍しいのかと、何だかモヤモヤしてしまう。

両親から人のお世話になったらちゃんとお礼を言うように育てられてきたからさ。何か落ち着かないんだよね。

そんな風にモヤモヤしていると、エドヴィンさんがドアをトントンとノックした。

…ん?なんでノック??


「おっ、来たか!」


すると中から声がしてガチャリとドアが開き、男の人が現れた。

20代前半の若い男性は黒髪黒目で、厳格そうなその顔が章司(お父さん)を思い出させた。

思わず「お父さん?」と呟くと苦い顔をされ慌てて謝罪した。

いや若い人にすいません!でもめちゃくちゃ似てるんだもん!

なぜかその人は私の顔をマジマジと見てくる。

なっ、なんですか!? 戸惑って周囲を見てもアーヴァさんもエドヴィンさんも、案内してくれた寮長さんも誰も止めてくれない。



「うわっ、ほんとに花美?まるで別人じゃん」

「ふぇ?私のことを知ってるんですか?」



知り合いのような反応をされ、思わず変な声が出てしまった!恥ずかしい!!

思わず俯くと周囲から「うっ」「くっ」とかおかしな声が聞こえるが、顔を上げられない。



「うっ……俺は藤岡大和(ふじおかやまと)。お前の兄ちゃんだよ」

「え? お兄ちゃん!?」

「うっ、お兄ちゃん呼び……最高」



お兄ちゃんと聞きガバっと顔を上げるとちょっと引かれてしまった。気をつけないと!

でも漫画やドラマで憧れていたお兄ちゃんという存在に、生まれて初めて出会ったんだよ!!

興奮しちゃうのもしょうがないじゃん!

それも章司(お父さん)似のお兄ちゃん!お父さんと違って無口じゃないみたいだけど、すごく親近感が湧く!

お兄ちゃんは何か小さく呟いているがよく聞こえない。

生メイ最高?えっ…



「おっ、お兄ちゃんも私がVTuberやってるの知ってるんですか!?」

「ああ。本物の女VTuberって話題になってからだけどな。メイが妹の花美だって知ったのはつい最近だけどな。

 話聞いたときは信じてなかったよ、お前が記憶を失くしたってのは聞いてたけど、あのワガママ暴君がメイとはな。

 疑ってたけどこうして会いに来てマジで良かった。もし断ってたら生メイと一生会えなかったかもしれないんだもんな」



うあぁぁぁ! 身内が自分の動画を、それもまだ会ったこともないお兄ちゃんが見てたなんて恥ずかしい!!

なんか色々話されるが恥ずかしいから止めてほしい!

そんな風に1人身悶えてると思いが通じたのか、エドヴィンさんとアーヴァさんも話出した。



「随分遅いのですね。私は翻訳された動画が出てすぐでしたよ。

 あまりの可愛らしさに嵌って、日本語を多少喋れたので生配信を見るようになりしっかり日本語も勉強し直しました」

「わたしもえいごのショートからです!すぐすきなってニホンゴならって、ホンモノのはいしん見たいからがんばったヨ!」

「え!? 私の配信を見る為に日本語覚えたんですか!?」

「そうです!メイだいすきだから!がんばったヨ!」



2人からもメイの話をされ恥ずかしいが、アーヴァさんが私の配信を見る為に日本語まで覚えたと聞き驚いた。



「わぁ!そこまでして……お二人共嬉しいです。ありがとうございます」

「こちらこそ、素晴らしい配信をありがとうございます」

「いぇいぇ、ファンならとーぜんですヨ!」



ニッコリ微笑みお礼を言ってくれるエドヴィンさんと、笑顔でウィンクして言うアーヴァさんに思わず笑ってしまった。

エドヴィンさんはかき上げられた金髪の前髪がいくつか頬に落ちているのが妙にエロいんだよなぁ。

優しく微笑んでるのにその空色の青い目もなんかエロいんだよなぁ。

逆にアーヴァさんはふわふわくせっ毛の濃い茶髪やその笑顔から明るく元気な感じが伝わってきて、ウィンクしてきてるのに色っぽさなんて感じない。すごい爽やかな青年!

対照的な2人だね。

すると突然、誰かに抱き締められた。



「可愛い!!」

「わあ!? お、お兄ちゃん!?」

「クソ可愛すぎるだろ俺の妹!!」



お兄ちゃんがぎゅうぎゅうと抱きついてきた。しかも結構な力で苦しい。

すぐにアーヴァさんとエドヴィンさんがお兄ちゃんを引き剥がしてくれたから助かったけど、男性から抱き締められたことなんてないからやめてほしい!

心臓がバクバクする……(^_^;)



「立ち話もなんですから部屋に入りましょう」

「そうですね。ここまで案内してくださってありがとうございました」

「いえいえそんな!」

「まだいたの?早く帰りな」

「お兄ちゃん!」



エドヴィンさんの言葉にいつまでも廊下で長話はいけないなと思い、ここまで案内してくれた寮長さんに改めてお礼を言った。

…んだけど、お兄ちゃんの態度がすごい失礼だった。

お兄ちゃんだけじゃなくシュン達もお父さん達も身内以外の男性への態度すごい悪いよね。

流石に現役教師だけあって章司お父さんだけはまともだから良かったけど。

見てて冷や汗が出てくるよ!



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