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最強勇者パーティを追放された俺、実は“世界の仕様書”を書いた本人でした  作者: ちいもふ
第5章:【オーバーライド・エンパイア編】「先輩、私はあなたの盾になります」――運営を裏切った後輩(GM)と、世界を上書きするバグの楽園――
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【新世界】――そして一人の男が、現実(リアル)すらも上書き(オーバーライド)した――

 ゼンニス・オンライン・エンターテインメントの消滅。そのニュースが現実世界を駆け巡るのとほぼ同時に、運営特有の「管理された空」が引き裂かれ、そこには見たこともないほど透き通った、真の蒼天そうてんが広がっていた。


「……終わったのか?」


 帝都の広場。三万人の全裸プレイヤーたちは、恐る恐る空を見上げた。そこへ、街中の全ホログラム・ディスプレイに、玉座のレインの姿が映し出される。


『――通告する。運営ゼンニスは消滅した。この瞬間、この世界を縛る不条理なルールはすべて撤廃てっぱいされた』


 一瞬の静寂の後、帝都は爆発的な歓声に包まれた。ある者は泣き崩れ、ある者は隣のプレイヤーと抱き合い、ある者は運営への怒りを叫びながら全裸で踊り狂った。


『お前たちはもう、搾取さくしゅされる難民ではない。我が国の市民だ。……アリス、エルナ、リヴィア。そして、シュガー』


 レインの呼びかけに応じ、四柱の女神が玉座の左右に並び立つ。シュガーが、レインの隣で誇らしげに胸を張る。その姿を見て、三万人のプレイヤーは一斉にその場にひざまずいた。


「「「レイン陛下、万歳!!」」」


 三万人の咆哮ほうこうが、神話の都を震わせる。その光景を満足げに見下ろした後、レインは傍らの四人へ向き直った。


「さて……。古い神はいなくなった。ここからは、俺たちのやり方でこの世界を書き換えていくぞ」


「はい、先輩。……いえ、我が王。どこまでもお供いたします」


 シュガーがレインの手をしっかりと握る。アリスが微笑み、エルナが羽を輝かせ、リヴィアが歓喜にむせぶ。


 現実とゲームの境界が崩れ、新たな時代が幕を開ける。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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