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第8話「悪魔除けバリア」


2人は森の中の小さな村に着く


カテラーデ「人の話を聞けって!」

カテラーデ「お前が変な方向行くから2時間が4時間かかっちまったじゃねぇかよ!」

ケレマ「ごめんて」

ケレマ「まぁでも着いたろ?」

カテラーデ「着いたけど……」

ケレマ「悪魔はどこに…」

カテラーデ「確かにいねぇな」


カテラーデが辺りを見回すと、村とは少し離れたところに彷徨っている悪魔を見つける


カテラーデ「あ、いた」

カテラーデ「ちょっくら倒してくっから」

ケレマ「オレがやる……!」

カテラーデ「おぉいっ!!」


ケレマが村の近くを伝って悪魔に近づこうとすると、村に近づいたその瞬間、ケレマの全身に電撃が走る


ケレマ「痛ったぁ!!」

カテラーデ「!?」

カテラーデ「なんだ…?」

村長「ぁあぁぁああ〜!!」

カテラーデ「こ、ここには何があるんですか!?」

村長「悪魔除けのバリアです!あれ…人……?」

カテラーデ「悪魔除け…」

カテラーデ(そっか…契約者は悪魔扱いか……)

カテラーデ「ごめんケレマ、ここで待っててくれ」

カテラーデ「お前は入れないっぽい」

ケレマ「…わかった」

ケレマ(オレは…悪魔なのか)



カテラーデ「あなたも…魔法を?」

村長「魔法?いやいや違いますよ」

村長「御神体様が守ってくださるんです」

カテラーデ「御神体?」

村長「ほら、あれですよ」


村長の指さす先に緑色の光が見える


カテラーデ (なんだあれ……)

カテラーデ「あれは一体……」

村長「この村が長年祀り、守ってきた御神体です」

カテラーデ「丸い…そして小さい…」

村長「この御神体様が出す光が、この村の周囲に悪魔を寄せ付けないバリアを張ってくださるんです」

カテラーデ「……」

カテラーデ(何かの魔法……?)

カテラーデ「えっとつまり…あの御神体があればこの村は悪魔に襲われない…ってことですか?」

村長「その通りです」



カテラーデ「ケレマ、そこらへんの悪魔倒したら帰るぞ」

ケレマ「なんで?」

カテラーデ「この村には悪魔を寄せ付けないバリアがあるらしいからな」

カテラーデ「俺たちは必要ない」


森の方から女性の悲鳴が聞こえる


カテラーデ、ケレマ「!」

カテラーデ「行くぞ!」



??「やめて……」

悪魔『ウウゥゥゥ……』

カテラーデ「"炎魔法"」

カテラーデ「"煉殴(れんおう)"!!!」


カテラーデの拳に炎が纏われ、悪魔の顔面を殴る


カテラーデ「大丈夫ですか!?」

??「は、はい…」

カテラーデ「ケレマ!お前は少し離れてろ!」

ケレマ「っ……」

ケレマ「オレだって……」


ケレマは戦えない無力な自分に腹が立つ。

だがその瞬間、体の腕から黒い煙のような、モヤのようなものが出てくる


ケレマ「オレだって戦える!!!」


そのモヤが剣の形となって現れ、地面に落ちる

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