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第74話「鏡写しの契約者」


ケレマ「クソ……っ」

ケレマ(アイツ……………!!!)

ケレマ「エリヤを返せ!!!!」

ヒルンベルト「死体だよ?」

ガガ「死体は私が使うのでダメです」

ヒルンベルト「わかってるよ」

??「こんにちはー!」

ヒルンベルト「?」

??「どっちが騎士団?」

ヒルンベルト「あっちだよ」

ヒルンベルト「君は誰なのかな」

ヴァネッサ「ヴァネッサ・ホウパンロードだよー!」


【ヴァネッサ・ホウパンロード 20歳 女性】


ヒルンベルト「騎士団だったらなんなのかな」

ヴァネッサ「わたしは騎士の味方すんの」

ヴァネッサ「悪いけど邪魔しないでくんない?」

ヒルンベルト「まぁいいよ、殺すし」

ヒルンベルト「"獄排"」


ヒルンベルトは手のひらからドス黒い炎を出現させる。

だがヴァネッサも何かの魔法を発動する。するとヴァネッサのその目は不気味に輝く


ヴァネッサ「"解(とき)"」

ヴァネッサ「"獄排"」


ヴァネッサはなぜかヒルンベルトと同じドス黒い炎を出す魔法を発動させた


ヒルンベルト「……?」

ヴァネッサ「これで対等じゃない?」

ヒルンベルト(鏡写しの魔法……?)

ヒルンベルト「………!!!」

ヒルンベルト「君……」

ヒルンベルト「契約者だね………?」

ヴァネッサ「バレちゃった」


ヴァネッサはヒルンベルトに向かってドス黒い炎を思い切り投げる


ヴェディル「"アペーリオ"」


だがヴェディルのアペーリオの空間を介してすかさずヴァネッサに返す


ヴァネッサ「それを待ってた!!」


ヴァネッサがそう叫ぶと、騎士団たちのいる荒波の方へ走り出す


ヴァネッサ「"アペーリオ"!!」

ヴェディル「……!」


ヴァネッサがヴェディルよりは少し小さいが、でも巨大な空間の穴を出現させ、騎士たちのいる荒波ごとワープさせる


ヴェディル「逃すか………!!」

ヒルンベルト「いやいいよ」


空間の穴は消え、騎士団たちもその場所から姿を消す


タカマ「…ありゃ」

ガーマ「ケレマァァァ!!!」

ティバ「いなくなったの?」

ヒルンベルト「…逃げたね」



どこかの森の中にヴァネッサの出した空間の穴が出現し、そこから大量の水と共に騎士団たちがながら出てくる


ケレマ「ゲホッ!!」

トウナ「うぅ…」

カテラーデ「ここは……?」

アリス「あなた…」

ヴァネッサ「みんな大丈夫!?」

セイマ「一体お前は……」

ヴァネッサ「ヴァネッサ・ホウパンロード」

ヴァネッサ「わたしを騎士団に入れてくれない?」

ソーマ「ゲホッゲホッ…何言って……」

ヴァネッサ「…ヒルンベルトは強い」

ヴァネッサ「ここにいる全員が相手しても勝てないと思うよ」

シャーロット「そんなことわかってます…………!!!」

シャーロット「でも一体どうしたら……」

ホト「シャーロット…」

ケレマ「……………」

ケレマ「…エリヤの仇は取る」

カテラーデ「……ゴーンは?」

ヴァネッサ「背中血まみれなやつ?」

ヴァネッサ「いるよ」


空間の穴の中から水と共に放り出され気絶しているゴーン


ケレマ「扱い………!」

騎士団一同「…………」

ヴァネッサ「…取られちゃったね、家」

ケレマ「………」

ケレマ「…取り戻す」

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