第75話「インペリウム」
ヒルンベルトはクペラ王の死体からマントを剥ぎ取りそれを着、王座に座る
ヒルンベルト「……」
ティバ「改めまして…」
ティバ「ヒルンベルトくんおかえりなさ〜い!♡」
タカマ「おかえりだわこれは!!はっは!!」
ヘルマーナ「おかえりです」
ヴェディル「……」
ガーマ「……」
ガガ「……」
ヴィレン「おかえりぃ」
ヒルンベルト「ありがとうみんな」
ヒルンベルト「死体のヴィレンもありがとう」
ヒルンベルト「さて…アーベルはどうしたの?」
ヴェディル「ウチの空間の中にいる、何度も出ろって言ったんだけど聞かないから」
ヴェディル「もう閉じ込めてやった」
ヒルンベルト「ちょやめてよー、僕の"弟"なんだから」
ヴェディル「……」
ヴェディル「…"アペーリオ"」
ヴェディルが出現させた空間の穴を悪魔崇拝者たちが一緒に覗く
ヒルンベルト「アーベルー!いるー?」
ヴェディル「いる」
ヒルンベルト「いやあいつに聞いてるんだよ、アーベルー?」
アルンベルト「…お兄か?」
暗闇である空間の穴の奥から男性の微かな声が聞こえる
ヒルンベルト「そうそう!ただいまー!」
アルンベルト「……」
【アルンベルト・ラッツァゴーラ 30歳 男性】
アルンベルト「…準備は整ったってことか」
ヒルンベルト「全員…揃ったね」
アルンベルト「…始めんの?」
ヒルンベルト「うん、やっと全部できたよ」
ヒルンベルト「人の脳、血、肉体」
ヒルンベルト「黙示録の四騎士の肉体を生成するにはこの3つが不可欠だ」
ヒルンベルト「そして…封印の陣…一定以上の魔力の供給」
アルンベルト「早速始めようぜ」
ヒルンベルトは地面に魔法陣を描いていく
ヒルンベルト「…」
ヴェディル「みんな…離れて」
ティバ「はーい」
タカマ「やっと来たかァ」
ヒルンベルト「それじゃまだ近い」
ヒルンベルト「みんな外に出といて」
ヴェディル「…わかった」
ヴェディル「"アペーリオ"」
ヒルンベルト以外の全員が空間の穴で城外にワープする
ヒルンベルト「…さて」
ヒルンベルト「"気高き白馬に乗った誇り高き支配の戦士よ"」
ヒルンベルト「"この美しき大地に再臨せよ"」
ヒルンベルト「"インペリウム"」
先程書いた魔法陣が輝き、段々と男性の体が形成される
インペリウム『ハァァァァァ………』
ヒルンベルト「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
インペリウム『………』
インペリウム『ここは…何だ……』
ヒルンベルト「インペリウム…様……はぁ…はぁ…」
インペリウム『……』
インペリウム『…貴様………』
インペリウム『ヒルンベルトか……!』
ヒルンベルト「は、はい…お久しぶりです……」
インペリウム『ここはどこだ?』
インペリウム『貴様と最後に会ったのはいつだ…』
ヒルンベルト「あれから11年になります」
ヒルンベルト「"天使"にしてやられましたね」
インペリウム『11年…そんなものか……』
空間の穴が2人の前に開く
ヴェディル「終わった?」
インペリウム『…ヴェル…それと…何者だ…』
ヒルンベルト「ご安心ください、僕の仲間です」
ヒルンベルト「僕達は貴方に全力で尽くします」
インペリウム『…妙な態度を取って悪かった』
ヘルマーナ「い、いえ…」
ヘルマーナ(この方が…黙示録の四騎士…第一の騎士…)
ヘルマーナ(インペリウム……)




