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第3話「世界を見に行こう」


カテラーデ「騎士団は色んな人がいるぞ」

カテラーデ「風の魔法だったり、光の魔法だったりな!」

ケレマ「??」

カテラーデ「どうした?」

ケレマ「魔法ってなに?」

カテラーデ「あーそっか」

カテラーデ「魔法っていうのはな、自分の中にある魔力を具現化することだ」

カテラーデ「例えば俺は、炎魔法」

カテラーデ「"発火(はっか)"」


カテラーデがそう呟くと、指先から炎が出現する


ケレマ「おお…熱くないのか?」

カテラーデ「熱くはない」

カテラーデ「そういう体質になった」

ケレマ「すげぇな」

カテラーデ「…あ、お前に戦う手段って………」

ケレマ「ないかもな」

カテラーデ「騎士団無理かも……」

ケレマ「えー…」

ケレマ「……」

ケレマ「……ぁ」


ケレマの目線の先には広大で美しい大地が広がっている

村から出なかったケレマには知らなかった未知の世界だ


ケレマ「なんだこれ………」

ケレマ「これが…世界……」

カテラーデ「?」

ケレマ(じいちゃんと2人で暮らしたままだったら…絶対に知らなかったな…………)

ケレマ(あれ…それだと…まるで"じいちゃんがいなければ"って言ってるみたいな…………)

ケレマ「……クソッ」

ケレマ「………」

ケレマ「カテラーデ」

カテラーデ「?」

ケレマ「…オレ、契約した力があるよ」

カテラーデ「誰との?」

ケレマ「それはわかんねぇけど」

カテラーデ「つまり魔法が使えるってこと?」

ケレマ「魔法かどうかわかんねぇけど、たしかオレ…」

ケレマ「悪魔を素手で殴った」

ケレマ「それで殺した…そんな気がする」

カテラーデ「………」

カテラーデ「まさかお前…悪魔と契約したのか………?」

ケレマ「悪魔と?」

カテラーデ「悪魔と契約した人間は人智を超えた力を手に入れるって………」

ケレマ「悪魔………」

ケレマ「………いや」

ケレマ「悪魔を殺すためなら悪魔だって利用してやる」

カテラーデ「……………」

ケレマ「騎士団には絶対入る」

ケレマ「だからカテラーデ」

ケレマ「これからもよろしく」

カテラーデ「ああ!」

カテラーデ「そういや名前なんだっけ?」

ケレマ「ケレマ・サーガスト」

ケレマ「ケレマでいい」


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