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第18話「選べない」


ケレマ「オレと…同じ……」

ヴィレン「そのうち帰ってくるだろう」

カテラーデ「俺も実際には会ったことないけど、めちゃくちゃ強いってのは聞いてる」

ケレマ「例えば?」

カテラーデ「悪魔が100体襲いかかってきても難なく駆除したらしい」

??「ごめーん、実は94なんだ」

ケレマ、カテラーデ、トウナ「?」


その男はトウナの影から顔を出している

その様子は不気味でびっくりする


ケレマ、カテラーデ、トウナ「うわっ!!」

??「あ、ごめんごめん」

??「ホト・ヴァネゴッザです」

ケレマ、カテラーデ「!」

カテラーデ「初めまして!!実は小さい頃から騎士団にいたカテラーデ・ソウヴァガインです!!!」


カテラーデはとてつもない勢いで直角に頭を下げる


ホト「居るのは知ってたよ」

ホト「勢いすごいね、腰痛くない?」

ケレマ「よろしくお願いします!!」

ホト「君…契約者?」

ケレマ「…わかるもんすか?」

ホト「うん、何となくわかる」

ホト「でも正解したのは初めて」

ケレマ「?」

ホト「今回でこの質問40回くらいだし」

ケレマ(全然わかってねぇじゃん)

ヴィレン「ホト・ヴァネゴッザ」

ヴィレン「ケレマと同じ契約者で、大体騎士団本部にはいない」

ヴィレン「そしてこいつが使うのは影魔法」

ヴィレン「影を使って色んなことが出来るらしい」

ホト「そうだよ」

ホト「でも俺も契約者と会うのは初めてだな」

ホト「どんなことが出来るの?」

ケレマ「いや…えっと…」

ヴィレン「ケレマはまだコントロールを上手く出来てない」

ホト「そっか…まだ飼われてるか……」

ケレマ「飼われてる?」

ホト「契約したての状態だとコントロール出来ずに暴走する」

ホト「これは契約者の体が悪魔の手中にあるからだ」

ホト「だから"飼われてる"」

ケレマ「………」

ケレマ「ペット状態から抜け出すにはどうしたらいいですか?」

ホト「なるほど…ペット…」

ホト「方法はないよ、悪魔の気分さ」

ケレマ「そっ…かぁ…」

ケレマ(頑張ってもどうにもならないってことか……)

ヴィレン「まぁいい、とにかくお前は飯を食え」

ホト「やったね、ヴィレンの飯だ」

ホト「…ケレマ」

ケレマ「はい?」

ホト「再契約した?」

ケレマ「…しました」

ホト「…そっか」

ホト「じゃあ既に2つ、代償として奪われてるはずだね」

ケレマ「でもそれが何なのかわかんないんすよねぇ…」

ホト「そういうもんだよ」

ホト「悪魔はずるいからね」

ホト「何を取ったかは絶対に言わないんだ」

ホト「俺も何を取られたかは知らない」

ケレマ「…………」

ケレマ「何か大切なものを取られた可能性があるってことか……」

ホト「まぁ…そうなるね」

ホト「けどわかんないもんはわかんないよ」

ホト「それに契約すると決めたのは俺たちだ」

ホト「後悔するには遅すぎた」

ケレマ「……」

ケレマ「…止まらず進みます」

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