第16話「納める剣」
アリス「あ、おかえり〜」
ケレマ「…っす」
アリス「あー…エリヤくんだねぇ…」
ケレマ「…」
アリス「まぁあの子も色々あったから」
アリス「基本的にここにいる人はみんな、悪魔が嫌い」
アリス「もちろん私もね」
アリス「でもだからって悪魔と契約してる契約者が悪魔だとは思わないよ私は」
アリス「ケレマくんはちゃんと自分があるでしょ」
ケレマ「はい、しっかりと」
アリス「だったら君は人間だよ」
エリヤ(ダメだ…何でいつもやっちまうんだ……)
エリヤ(サーガストは…あいつじゃないのに………)
エリヤは実質で体育座りをしていて、自分の行動を酷く後悔している
ソーマとセイマはトガネとの戦いをヴィレンに報告していた
ヴィレン「なるほど…喋る悪魔か…」
ソーマ「はい、更にとてつもない力を宿していました」
ソーマ「僕たちは手も足も出せなくて」
セイマ「まぁでも、ケレマが何とかしてくれましたよ」
セイマ「あの力で」
ヴィレン「ケレマの事も考える必要があるな……」
セイマ「ケレマのあの力を上手く利用出来れば…」
ソーマ「でもそんなこと不可能じゃない?ケレマの性格的に」
ソーマ「きっとまた危険な状況になったら使っちゃうよ」
セイマ「まぁ…な」
ヴィレン「そういえば…魔法の流れを正常にする強制器具のようなものがあった気がする…」
セイマ「あ、それいいじゃないですか」
ヴィレンはケレマに剣を渡した。
その剣の刃の形は特殊で、四角になっている
ケレマ「なんですか?」
ヴィレン「これを使えばお前の魔法は正常に流れるはずだ」
ケレマ「でも俺…再契約してちゃんと使えるようになりましたし……」
ヴィレン「違う、お前の暴走の力だ」
ケレマ「いやでも…」
ヴィレン「いいから持っておけ」
ケレマ「わ…わかりました…」
ヴィレン「あ、そのままじゃ不便だろ」
ヴィレン「剣を鞘ごと納めるベルトがあったはずだ」
ヴィレン「たしかその剣の名前は…"魔断滅器"」
ケレマ「あ、ありがとうございます」




