登場人物
これまでに登場した人物に加え、新たな人物の紹介もあります。できる限りネタバレの要素を控えていますが、苦手な方はご注意ください。なお、第三章は二章から一年後の物語なので、キャラクターの年齢も一つ上がっています。
○プリムローズ・リリィ・ベリロナイト 15歳 女
主人公。ベリロナイト王国の第一王女。
好奇心旺盛で、新しい知識を試さずにはいられない。
世間知らずのためか、お人好しな性格。天真爛漫に振る舞っているが、敵国だったアルカネットの皇太子に嫁ぐことを不安がっている。
特徴 赤みがかった金髪 飴色の眼
○アイヴィー 15歳 女
第一王女の専属侍女。
しっかり者で責任感が強く、いつもプリムローズに付き添っている。
巫女集団ユイ族の出身で、わずかながら霊的な力を持っている。
特徴 黒髪 アーモンド型の青い眼
○バクストン6世 44歳 男
プリムローズの父。ベリロナイトの国王。
敗戦後の王国を立て直し、平和な国家を目指す。
「民の理想たる国王」を目指そうとするあまり、父親として、二人の娘を気にかけることが少ない。
特徴 赤みがかった金髪 金色の眼
○シャーロット・マリィ・ベリロナイト 10歳 女
プリムローズの妹。ベリロナイト王国の第二王女。次期国王。
家族に対して甘えん坊でも、ときには気の強い一面も見せる。
祖母と母の影響か勘が鋭く、邪悪な気配に敏感である。
特徴 赤みがかった金髪 飴色の眼
○マドンナ 70歳 女
城中の侍女を指揮するメイド長であり、第二王女の専属侍女。
ユイ族の巫女で、アイヴィーの大先輩にあたる。霊的な勘の鋭いシャーロットを案じながら、温かく見守っている。
特徴 白髪 柔和な表情 小柄で少し腰が曲がっている
○クレメンス・オブ・ハミルトン 59歳 男
ベリロナイト王国の宰相。
いつも億劫そうにしているが計算高く、騎士のエヴァンを利用して国賊を始末する食えない人物。
バクストン6世に忠誠を誓っている。
特徴 白髪 樽のような肥満体 楕円の銀縁眼鏡
ベリロナイト騎士団
○ブランドン・ヴァレット 59歳 男
ベリロナイト騎士団の団長。
表情豊かで豪快。気取らない性格。内心では、祖国を蹂躙したアルカネット帝国への激しい怒りを抱いている。
クレメンスとは戦前からの長い付き合いで、彼と同じく国王に忠誠を誓っている。
特徴 筋骨隆々 熊のように毛深い 焦げ茶色の濃いもみあげと髭
武器 ハルバート
○マシュー・サウスポール 57歳 男
ベリロナイト騎士団の副団長。
飄々としていて掴みどころのない性格。左利きでシュークリームが好物。
今は亡きエヴァンの父ニコラスの剣を携えている。
特徴 つむじが薄い白髪 赤ら顔 中背中肉
武器 マンゴーシュ レイピア
○エヴァン・レオビカウント 27歳 男
由緒ある騎士の一族の出自に誇りがあり、高慢で同僚と馴染もうとしない。
マシューを父親の仇として復讐を決意しており、宰相から10年戦争の真相を得ようとしている。
プリムローズと親交があり、朝によく二人で馬に乗って散歩している。
特徴 赤茶色の髪 オールバッグだが前髪を少しだけ下ろしている 切れ長の灰色の目
武器 サーベル
○ビクター・トライデント 30歳 男
エヴァンのチームメイト。
元はカルチェラタン港の水夫で、故郷に妻と息子がいる。
普段は温厚だが、ときには厳しくチームメイトを諭す優等生タイプ。
水のマテリア術が使える。
特徴 大柄 色黒 左側のこめかみを剃り込みにした髪型 長方形の黒縁眼鏡
武器 三叉槍
○フィリポ/フィル 32歳 男
エヴァンのチームメイト。
ハルナ山に住まう狩猟民族のエルフだが、家族を養うため出稼ぎにきた。
城の警備兵と間違えて騎士になってしまったという、おっちょこちょいな性格。
並外れた聴覚と視覚を持つ。
特徴 そばかす 丸い淡褐色の眼 鳥の巣のようにうねった茶髪 尖った長い耳
武器 弓 サーベル(あまり使わない)
○ハンフリー・フォックス 28歳 男
俊敏で連撃に自信のある騎士。
皮肉屋で斜に構えたところがあり、仕事に意欲的ではない不真面目な態度を取る。
チームメイトのジョージとクレイグの区別があやふやなので、「お前ら」とまとめて呼んで誤魔化す。
特徴 三白眼 細い眉 肩甲骨のあたりまで伸ばした長い黒髪を一本結びにしている
武器 ファルカタ
○グスタフ・ウェルズリー 27歳 男
策略に長けた騎士。ユリエルとノーマンとは同じチーム。
喋りながらものを考える癖があり、長話をしがちである。
地方役人の長男。文献を読み漁り、丸暗記するのが趣味。
特徴 茶色の短髪 太い眉 団子鼻
武器 サーベル
○ユリエル・アビエニア 16歳 男
身のこなしが軽く、素早さが取り柄の騎士。
独自の美学があり、エヴァンに淡い憧憬を抱いている。
自己の矛盾に葛藤しながら騎士道を貫いている。
特徴 小柄 ベージュに近い金髪をセミロングにしている 大きなリボン
武器 スモール・ソード 小物を暗器にして戦う
○ノーマン・ダウナー 26歳 男
三段突きを得意とする騎士。
口下手で内向的な性格だが、感情が高ぶると抜刀する悪癖がある。
本当は仲間想いで、騎士としての自分に誇りを持っている。
特徴 長身 銀髪を角刈りにしている 背を丸めている
武器 特注した刀身の長いサーベル
〇オリバー・ウッドストック 21歳 男
伝説の剣豪オスカーを祖父とする騎士見習い。戦前の剣術を習得している。
規則正しく堅物で、騎士道を遵守するためならどんなことでもする。
その異様な頑固さから唯一、プリムローズを困惑させる人物。
特徴 国章をあしらった甲冑と兜
武器 大剣
アルカネット人
〇イグアーツ 48歳 男
アルカネット帝国11代皇帝。
戦時中に異母兄弟の暗殺し、他の貴族を牽制し、終戦したはずのベリロナイトを水面下で攻撃するなど、恐ろしくも謎の多い人物。
すべてのものに嘲りと諦めの感情を抱いている。
特徴 黒髪 長い黒髭 はっきりした鷲鼻
〇ダリア 年齢不詳 女
イグアーツの愛人。
出自不明で、どのように皇帝と出会ったかわからない。
他人に残酷な仕打ちをして楽しんでいる。
特徴 暗い茶髪をショートボブにしている 真っ赤な唇 喪服のような黒いドレス
〇ヴォルフガング 17歳 男
イグアーツの嫡男。
〇ウルリヒ 28歳 男
イグアーツの異母兄弟。形式上、大公という最高の爵位を与えられている。
実の兄と母が亡くなったショックで心を病んでおり、突拍子もない言動をとって周囲を振り回す。
特徴 ぼさぼさの黒髪 だらしない服装 鷲鼻 痩身
〇フロリアン・ヘッセ 41歳 男
ウルリヒの秘書。派手な格好で女性のような言葉遣いで話す。
ふざけているようで、ウルリヒをさりげなく庇うような知的な対応をしている。
特徴 モスキーピンクに染めた髪 婦人用のスカーフ 化粧している
〇ジークムント・フォン・シュタイン 41歳 男
アルカネット帝国の政務秘書官。
厳格で予定の狂いを許さず、淡々と執務をこなしている。
特徴 一括りにした銀髪 八角形の金縁眼鏡
その他の人物
〇ディエゴ
オーク族の青年。帝都の関所で役人と揉めていた。
〇ギャレット
キャンディスの城下町に来た旅芸人。道化師の格好をしている。




