↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落内円は落ちている  作者: 七風


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
113/532

ダンジョン前日

この数日間、エキドナは会議に会議を重ねていた。


それは、ダンジョンマスター・ゲンナイのツンデレに、全力で乗ってあげようという優しさからだった。


「ここはこうした方が面白いんじゃない?」

「じゃあ、この部屋はこうしよう」

「それならこっちは……」


そうして決まった内容をダンジョンに反映させるため、ゲンナイはせっせと作業を続けていた。


そしてマドカは、Sランクパーティー『銀翼の黎明』のホームへ来ていた。


対応してくれたのは、ガレスとセリナだった。


「あら、マドカ。今日はどうしたの?」


セリナが笑顔で迎える。


「面倒な案件は困るぞ?」


ガレスは少し警戒した様子だ。


「いやー、実はさ。最難関ダンジョンでダンジョンマスターに依頼を受けてね~」


「ダンジョンマスターに?」


「うん。新しい階層を作ることになったから、テストプレイをしてほしいみたい」


「テストプレイ……」


「そうそう。もちろん命の保証あり!」


ガレスが眉をひそめる。


「……本当に命の危険はないんだな?」


「もちろん。危なくなったら即終了。ちゃんと安全装置もあるから」


セリナは少し考えてから、マドカを見る。


「マドカの頼みなら聞いてあげたいけど……」


「大丈夫だって。今回はエキドナからの正式な依頼だから」


「正式な依頼?」


「うん。それに参加賞もあるよ」


「参加賞?」


「豪華景品を用意するからさ」


セリナの目が少し輝いた。


「……豪華?」


「豪華」


「なら、受けてもいいんじゃない?」


「おい、セリナ。そこなのか?」


「だって豪華景品よ?」


「お前な……」


こうして銀翼の黎明は、エキドナからの依頼を正式に引き受けることになった。


――それが、前日のことである。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。