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あの悪魔の眼を見ろ  作者: 写輪眼


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9/10

第9話 理由

ごきげんよう、写輪眼です 第九話 あの悪魔の眼を見ろ 是非ごゆっくり。

私は早く露晴天を追いかけないと行けないのに、体が動かずに1枚の置き手紙をずっと座って波の音に揺られながら見ていた。


黒塚さん「どうするんだい、追いかけるのかい?」


琴江「少し休憩させて下さい笑。ほんの少しだけ。」

と言い、窓の外の海を眺めていた。何かを思い出したのかな。大切な人のことを思い出したのかな。

あーあ、、、分からないや、



琴江「って感じ、、、本当今も何処にいるか分かんないし、なんで居なくなっちゃったんだろうね。笑」


桜之花「気になったんだけどその原因(トリガー)について何か分からない?」


「多分、その原因(トリガー)については詠太が知っていると思う、なんか電話で言われたでしょ?」


「うん、言われたね。分かった、ありがとう話してくれて原因(トリガー)については私からもう一度詠太に聞いてみる。」

そして琴江と桜之花は最後のお別れをした。


そして桜之花はもう一度詠太に電話を掛けた。


プルルルルーーー

プルルルルーーーー

ブッ!

詠太「もしもし、」


桜之花「もしもし?詠太くん、聞いてきたよ。あとはあなたから露晴天の原因(トリガー)について聞くだけ。教えてほしい。」


「ちゃんと琴江は言ったみたいだね。了解したよ、それじゃあ話してあげるよ、」っといい詠太は喋ってくれた、


あの頃〜

露晴天は全力で走っていた。その顔に映るのは何か大切なものを失ってしまいそうな露晴天の姿だった。

向かっている先は市の大きな病院、露晴天のお母さんが、ある夜何者かにバットで殴られ、急遽病院に搬送されたのだ。

露晴天は病院に着き、受付を無視してお母さんの病室へと一直線に走って行った。

目頭がどんどん熱くなる。どうしてお母さんなのかと露晴天は心底自分を嫌いになった。そして部屋に着く、

お母さんは病室の窓を眺めていた。


露晴天「良かった、、、お母さん、、、大丈夫なの?」


お母さん「ええ!平気よ笑。気にしないで笑」

お母さんは心配ご無用と言わんばかりの笑顔で露晴天に答えた。


露晴天「誰にこんなことされたの?」


お母さん「、、、」


露晴天「そっか、、、何も言いたくないか、、、でも何より無事で良かったよ。また今度お見舞いに来るね、今はゆっくりしてて笑。」


お母さん「ええ、、、いつでもおいで笑。」


露晴天はブチ切れていた。どうして僕にその憎しみをぶつけないのか、どうしてお母さんなのか。

病院の門を出て、すぐ右隣に詠太が立っていた。


詠太「Hi、久しぶりだね悪魔(ろはん)


露晴天「分かってんだろ、犯人の場所は?」


「君が今一度、悪魔になれるのなら捕らえて河合小学校の体育館倉庫に閉じ込めておくけど?」


「、、、 今日の夜20時だ。」


「そう来なくっちゃ笑。」


そして約束の時間になった。

露晴天は少しゴツゴツしている尖った石を拾い、

午後20時、体育館倉庫へと歩いて行った。


ガチャ〜

ヒロ「おぉー!!露晴天ー!久しぶりだな!」


露晴天「おー!久しぶり、えーっと藤田だっけ?」


ヒロ「ちげーよ笑。佐藤な?笑、マジで記憶失ってんのかよ笑、じゃあ覚えてないか、ここがどんな部屋だったのかも。」


「うーん、そうだな、何も思い出せねぇや笑。」


「ここは俺たちの拷問部屋だぜ、ここで昔色んなやつ強姦したり、殴ったり、カツアゲしたりしたじゃないかー、覚えてないのはショックだぜ泣」


露晴天「それで詠太、犯人は?」


詠太「それなら向こうにいるよ。」

すると二人の男女がこちらを睨みつけている。


「ありがとう。詠太とみんな。で、お前ら名前は?」


淳介「丸山淳介(まるやまじゅんすけ)だ。覚えてねぇか?」


「んでそこの女は?」


心香「まっ...丸山心香(まるやまここか)です...」


「聞こえねぇよぉ!!」 ドゴッ!!

露晴天は持っていた石を思い切り、心香の足指を潰す勢いで振り下げた。


心香「ぎゃあああああ!!!!痛い...痛いよ...お兄ちゃん...」


淳介「やっ、やめろ!この悪魔!!妹に手を出すな!!お前らが俺と心香に中学時代何をしてきたのか覚えてねぇのか!!」


「悪ぃな、記憶にねぇんだわ笑。」


淳介「そうか!なら教えてやる!お前らはなこの学校の保健室で俺の妹をみんなで強姦(まわ)して、ここで無理矢理心香をオカズに俺に自慰行為させてよ!何一つ覚えてねぇのか!?」


ヒロ「いやー懐かしいねー笑。露晴天が心香を犯しながら僕と淳介どっちが先にカラッポになるか対決とか開催してたのを思い出したよ笑。」


露晴天「そうなのか笑それはお疲れ様だな笑。」

と、露晴天は詠太からペンチを借りた。


「眼には眼を。歯には歯を。って言うだろ?笑」

露晴天は持っていたペンチで淳介の歯をエグり取った。

ブチチチチチ!!


淳介「アガッ!ガハッ!!」


「綺麗な足だな淳介さんよ。」

露晴天は淳介の足指の爪をペンチで無理矢理むしり取った。


「ぐああああああ!!!痛い...痛てぇよ...」


露晴天は1ミリも悪気が無さそうな顔で


「悪ぃな、初めてだからさ?大目に見てよ笑。」

と言葉を吐き捨てた。

メキメキと取れた丸山淳介の足の爪。


「なあ?どうして僕のお母さんを襲ったの?」


淳介「分からないのか!?悪魔には!人は大切な人を傷つけられた時本物の痛みが身体中に走るんだよぉ!」


「へー、じゃあ君の妹さんには我慢してもらわないとね?笑」


すると露晴天は立ち上がり思い切り丸山心香の肋に蹴りを振った、メキメキと骨が折れる音がして心香は叫んだ。


心香「ぎゃああああああ!!!やめて、やめてください...痛い...痛いよ...お兄ちゃん助けて...泣」


淳介「まっ、待て!!悪かった!!俺たちが悪かったから許してくれ!この事も誰にも言わねぇから!せめて妹だけでも!」


露晴天は冷たい。

ヒロと他のイジメグループメンツはドン引きしているのか...それともあの頃の悪魔を久々に見れて嬉しいのか分からない。詠太はどうしてか退屈そうにあくびをしながら露晴天を見ている。

すると見張りだった一人が


「ヤベー!近所の誰かからの通報でサツが来てる!」

詠太は重い腰を上げて言った。

「タイムアップだね。ずらかろうか露晴天。」


その後、露晴天と詠太は河合小学校を後に帰って行った。

すると突然露晴天が下呂を吐いた。

「オロロロロロロッ!!!ゲェ...ウェ、」

詠太は何かを察したように


「思い出したのかい?君は記憶喪失じゃない ただ自分の過去の記憶を大切な人と共に蓋をしただけなんだ 。」


詠太は仰天することを言った。


「そして君は大切な人を殺していない。」


露晴天は疲れ切っている。「ハア、ハア、ゲェェェ!!ハア、ハア」


「それでこれから君はどうする?償おうとするのか?」


「僕の手は真っ赤だ...今全部思い出した...」


「それで?償うの?それとも悪魔に戻るの?」


「あははははは、狂ってるんだよ僕は、、、」


「大切な人とやらを探そうとしてるんだね。心当たりは?」


「須磨海のすぐそこの団地アパートに一緒に逃げたんだ。」


「それじゃあ、行ってくればいいさ。留守は任せておいてよ。笑 琴江はどうするの?」


「連れて行かないよ、彼女はまだいい人であってほしいから。」


「それはその子は許してくれるのかな。」


露晴天のこの想いはまだ足りない。 この町の中に逃げて隠れる場所ももうない、 そう理解した詠太は、日々の酔いを覚ます夜が、こんなにも醜くて痛いことを知った。


そして、詠太は最後に言った。


「さようなら。露晴天。」


そして露晴天という名前を最後に告げた。



どうでしたか さて 詠太はどういう思いだったのでしょうか 詠太からして これはハッピーエンドか、バッドエンドか それは あなたたち次第の考え方です。

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