↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/94

お願いしま~す♡

卯・辰の章、更新いたしました。

 緊急生徒会会議の翌日の放課後、学園の各所に設置してある掲示板前には人だかりが起きていた。

「生徒会選挙だって?かなり早まったよな」

「もう少し、情報を公開してほしいな?やはり「夜明けの爪」が原因なんだろうな・・」

「誰が立候補するのかしら、今年も選挙戦が楽しみよね」

「何人立候補するか楽しみ」

「今までは、リヴィア生徒会長の一強時代が続いたものね」

「学園公認の、お祭り騒ぎみたいなもんだからな」

学生それぞれが、様々な思いを込めて公示用の掲示物を見入っていた。



生徒会委員は、広報委員を中心にそれぞれが役割分担し立候補者に手渡す備品を新調したり補修をしたりして準備を進めていた。

「アウラ先輩やルシア先輩は立候補すんですか?」

倉庫からの備品運搬中に体育委員のマコがメリーナに尋ねる。

「わからないけど、二人とも立候補してほしいよね」

「委員長は立候補しないんですか?」

「え、わたしが・・ない、ない、絶対ない。それに今年は出れないし・・」

メリーナが驚きながら答えるとマコが屈託のない笑顔で驚きの発言をする。

「わたしが立候補したら応援してくれますか?」

「え~、立候補したいの?」

「はい♡学年は問われないんでしょう?挑戦してみたいんです」

「本気なの・・ね。頑張ってね」

メリーナが唖然としていると、マコはさらに追い打ちをかける。

「選挙応援、頼めませんか?」

沈黙するメリーナに、さらにマコは追い打ちをかける。

「お願いしま~す♡」

マコの屈託のない笑顔にメリーナは思わず了承しそうになったその時、エスターテがメリーナの元に飛び込んできた。


「メリー。ルシア先輩に応援演説、頼まれちゃったよ。どうしよう」

少し挙動不審なエスターテに驚きながらメリーナは答える。

「エスちゃんは、応援演説頼まれたの?」

「え、メリーナも頼まれたの?アウラ先輩?」

メリーナは首を振りながら答える。

「ううん、マコちゃんから選挙応援を頼まれたの?」

エスターテは、しばらくマコをずっと見つめて状況を理解すると溜息をつく。

「メリーナ、あなた。立候補予定者からの応援依頼がこれから殺到すると思うわよ」

エスターテのその言葉に、マコは少し残念そうに答える。

「せっかく、一番乗りで超大物に陣営入りしてもらいたかったのに!」

「あなた、見た目と違って結構、戦略家なのね・・」

残念がるマコを見つめながらエスターテは思わず本音をつぶやいていた。



その日はメリーナにとって、各生徒会役員、勿論アウラ副会長からも、おそらく全ての立候補予定者の陣営入りを打診され続けるそんな放課後だった。



お読みいただきありがとうございました。更新を水曜日、土曜日の週二回、16時前位に更新したいと思います。引き続きどうかよろしくお願いいたします。


もしよろしければ小説家になろうでの、評価、ブックマーク・フォロー、感想などを頂けますと幸いです

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。