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第8話 入学式で危うい宣誓

 勇者学校の入学試験結果は、三日後に発表された。


 試験から発表までの三日間、私は人間界の宿で静かに過ごした。


 静かに、というのは非常に重要である。


 なぜなら、実技試験の時点で私はすでに少し目立っていたらしいからだ。


 アレン・フォルクは言った。


 ――めちゃくちゃ目立ってるぞ。


 心外である。


 私は魔力を抑えた。


 風刃も的の中心を外した。


 模擬魔物も破壊せずに止めた。


 筆記試験では年号問題を一つ間違え、算術も一問だけ不自然にならない程度に誤答した。


 にもかかわらず、目立っている。


 つまり、問題は行動そのものではなく、行動の質にある。


 ノノが言っていた。


 普通にしてください、と。


 おそらく私は、普通の生徒らしさの再現精度が低いのだ。


 これは大きな課題である。


 宿の小さな机に向かい、私はこの三日間で反省点をまとめた。


 一、笑顔がまだ尋問前に近い。


 二、歴史問題で客観性が出すぎた。


 三、魔法制御が精密すぎた。


 四、模擬魔物の異常に気づきすぎた。


 五、弱い者を笑う文化への疑問を口に出しすぎた。


 六、アレン・フォルクに観察されている。


 最後の項目が特に危険だ。


 あの少年は、魔力量も聖剣適性も低い。


 だが、他の者が見逃す違和感を拾う。


 私が何かを隠していることにも、いずれ気づくかもしれない。


 可能なら距離を置くべきだ。


 私はそう判断した。


 判断したのだが。


「ルシェラー! 結果、見に行こう!」


 宿の窓の外から、明るい声が響いた。


 私は反射的に身を低くし、窓の外を確認する。


 栗色の髪を揺らしながら、ティナ・マールが宿の前で手を振っていた。


 なぜ宿の場所を知っているのか。


 私は昨日、宿の名を一言も教えていない。


 人間の友好接触能力は、やはり油断ならない。


 窓を開けると、ティナは満面の笑顔で言った。


「おはよう! 迎えに来たよ!」


「迎えに」


「うん! だって結果発表、一人で見るの緊張するじゃん!」


「なるほど。集団で緊張を分散する作戦ですね」


「言い方!」


 ティナはいつものように笑った。


 その笑顔を見ると、こちらの警戒心が少し緩む。


 危険だ。


 しかし、悪い危険ではない気もする。


 私は宿を出て、ティナと共に勇者学校へ向かった。


 途中でポルカ・リントとも合流した。


 正確には、掲示板まで行く道の途中で、彼が街路樹の影に隠れていた。


「ポルカ」


「ひゃいっ!? あ、ルシェラさん! ティナさん! お、おはようございます! 僕は別に怖くて木の影から様子を見ていたわけではなく、戦略的待機を」


「逃げる準備してたんでしょ?」


「ティナさん、言葉が直球!」


「戦略的撤退準備ですね」


「ルシェラさんまで!」


 ポルカは涙目になった。


 だが、足は私たちと同じ方向へ動いている。


 怖がりだが、逃げきらない。


 この性質は覚えておくべきだ。


 勇者学校の正門前には、すでに多くの受験生が集まっていた。


 掲示板の前は人だかりで、歓声と悲鳴が入り混じっている。


 合格した者。


 不合格だった者。


 喜ぶ者。


 泣く者。


 唇を噛む者。


 人間の感情は、表に出る速度が速い。


 魔王城では、試験や昇進の結果が出ても、ここまで大きく騒ぐ者は少ない。


 嬉しさも悔しさも、ここでは隠さないらしい。


「うわ、怖い怖い怖い……僕の番号、なかったらどうしよう……いっそ見なければまだ落ちてないのでは……?」


「見なかったら入学手続きできないよ」


「現実が攻めてくる……!」


 ティナがポルカの背中を押す。


 私は掲示板へ近づいた。


 受験番号。


 自分の番号は覚えている。


 ノノに「番号を忘れないように」と十回確認されたからだ。


 掲示板の上から順に探す。


 あった。


 ルシェラ・ディア。


 合格。


 順位は表示されていない。


 よかった。


 順位が出ていれば、また目立つ可能性があった。


「やった! あった! あたし合格!」


 ティナが両手を上げる。


「ポルカは!?」


「えっ、えっ、僕の番号……あ、あった……? ありました!? ありましたよね!? 幻覚じゃないですよね!?」


「あるある! 合格!」


「生きてた……僕の勇者学校生活、生きてました……!」


 ポルカはその場に崩れ落ちそうになった。


 ティナが支える。


 私は二人を見ながら、少しだけ胸の奥が温かくなるのを感じた。


 合格。


 人間界潜入の第一段階は成功。


 だが、ティナたちは潜入任務ではない。


 彼女たちは本当にここへ入りたくて、結果を待っていたのだ。


 その喜びは、任務達成とは違う種類のものに見えた。


「ルシェラは!?」


「私もありました」


「やっぱり! 絶対受かると思ってた!」


「平均より少し上でしたので」


「まだ言う!」


 ティナが笑う。


 ポルカが「平均より少し上の定義が壊れます……」と小声で呟いた。


 少し離れた場所では、クロード・レインハルトが合格者の掲示を見ていた。


 彼は当然のような顔をしている。


 だが、周囲にいた貴族生徒たちから祝われると、少しだけ誇らしそうにしていた。


 クロードも合格。


 ミナ・オルステッドも掲示板の前にいた。


 彼女は自分の番号を確認し、静かに息を吐いた。


 喜びを大きく出さないが、肩の力が少し抜けている。


 合格して安心しているのだろう。


 そして、掲示板の端。


 アレン・フォルクが立っていた。


 彼は掲示板を見上げたまま、動かない。


 私はつい、その視線の先を追った。


 番号がある。


 合格だ。


 アレン・フォルクも受かっている。


 彼はしばらく無言だった。


 周囲の数人が小声で言う。


「フォルク、受かったのか」


「筆記と観察点で拾われたんじゃないか?」


「勇者の血筋だから、学校も落としにくいんだろ」


 アレンは聞こえないふりをしていた。


 だが、目元が少しだけ硬い。


 私は近づこうとして、足を止めた。


 距離を置くべきだ。


 要注意個体。


 観察力が高く、私の偽装に気づく可能性がある。


 そう判断したはずだ。


 しかし、彼の背中は、合格者のものにしては少し寂しそうだった。


「アレン」


 気づくと、私は声をかけていた。


 アレンがこちらを見る。


「……何だよ。合格祝いに分析でもしに来たのか」


「合格、おめでとうございます」


 アレンは一瞬、言葉を失った。


 それから、困ったように顔を背ける。


「どうも。落ちこぼれでも拾ってくれるなんて、勇者学校は心が広いな」


「拾われたのではなく、評価されたのでは?」


「お前、相変わらず変な方向に真面目だな」


「事実です。あなたの観察眼は評価対象になり得ます」


「……はいはい」


 アレンは軽く流した。


 だが、完全に嫌そうではなかった。


 ティナがこちらへ駆け寄ってくる。


「あ、アレンも合格? おめでとう!」


「どうも」


「同じ学校だね!」


「そうらしいな」


「もっと嬉しそうにしなよー」


「嬉しそうにすると、あとで落ちた時に困る」


「もう受かってるよ!?」


 ティナのツッコミは勢いがある。


 アレンは少し肩をすくめた。


 ポルカもおずおずと近づいてくる。


「お、おめでとうございます、アレンさん……僕もギリギリ生き残りました……」


「生き残る学校じゃないだろ、たぶん」


「たぶん……?」


 この三人の会話を見ていると、妙に力が抜ける。


 不思議だ。


 勇者候補という危険個体群のはずなのに。


 合格発表の後、新入生たちは入学手続きへ進んだ。


 制服の採寸、寮の説明、教科書の受け取り、入学式の日程確認。


 私はすべてを丁寧に確認した。


 制服は、やはり防御力が低い。


 教科書は重い。


 特に『王国勇者史概論』は精神的にも重そうだ。


 寮の規則には、門限、食堂利用時間、外泊申請、魔法使用制限などが書かれていた。


 人間社会は規則が多い。


 だが、軍規ほどではない。


 私は心の中で分類した。


 寮の門限――夜間警戒規定。


 食堂利用時間――補給時間。


 外泊申請――外部任務許可。


 魔法使用制限――暴発防止規約。


 分かりやすい。


 ノノが見たら訂正されるかもしれないが、私の理解には役立つ。


 そして数日後。


 入学式の日が来た。


 勇者学校の大講堂は、試験の時よりもはるかに華やかだった。


 壁には王国旗と学校旗。


 天井からは魔法光の灯り。


 壇上には教師陣。


 前列には来賓や保護者。


 新入生たちは、真新しい制服を着て整列している。


 私もその一人だ。


 深紺の上着。


 白い襟。


 胸元の校章。


 ノノが最低限の防御結界を縫い込んでくれたおかげで、見た目よりは安心できる。


 だが、それでも鎧ではない。


 落ち着かない。


「ルシェラ、制服似合うね!」


 隣のティナが小声で言った。


「ありがとうございます。ティナも似合っています」


「えへへ、ありがと。なんか照れるね」


「防御力は低いですが」


「そこは気にしないで!」


 ティナは小声で笑った。


 ポルカは前列で緊張しすぎて、ほぼ石像になっている。


 クロードは背筋を伸ばし、貴族らしく立っている。


 ミナは静かだ。


 アレンは少し後ろの列で、式典開始前から退屈そうにしている。


 だが、周囲を見ている。


 彼はいつもそうだ。


 壇上に、校長らしき老年の男性が立った。


 白い髭。


 深い皺。


 だが目は鋭い。


 勇者学校の校長。


 敵教育機関の最高責任者。


 要注意。


「新入生諸君。入学おめでとう」


 講堂に声が響く。


 人間たちはまた祝意を示す。


 ご入学おめでとう。


 入学おめでとう。


 やはり敵軍養成機関としては明るすぎる。


 だが、私はもう少し慣れた。


 これは人間界の文化である。


「君たちは今日より、この王立勇者学校の生徒となる。ここで学ぶのは、剣や魔法だけではない。人を守る心、仲間と支え合う力、そして恐怖の前でなお立つ勇気だ」


 人を守る心。


 仲間と支え合う力。


 恐怖の前で立つ勇気。


 魔王軍の訓練とは言葉が違う。


 だが、完全に異質というわけでもない。


 魔族にも民を守る者はいる。


 戦場で仲間を支える者もいる。


 恐怖の前で立つ者もいる。


 言葉は違っても、似ている部分はあるのかもしれない。


 校長の挨拶が終わり、教師紹介が続いた。


 グレイン・バルドの名が呼ばれる。


 実技と戦術基礎担当。


 新入生たちの一部が緊張する。


 グレイン教師は短く礼をしただけだった。


 次に、新入生代表挨拶。


 私は当然、自分ではないと思っていた。


 いくら筆記や実技で多少目立ったとはいえ、私は入学したばかりの偽装生徒である。


 代表などという目立つ役目を任されるはずがない。


 そう考えていた。


 しかし、式の進行役が告げた。


「新入生代表、ルシェラ・ディア」


 なぜ。


 講堂内の視線が、一斉に私へ向いた。


 ティナが小声で「すごい!」と囁く。


 ポルカが「代表……代表って何ですか、怖い……」と震えている。


 アレンが後ろの列で、明らかに「ほら目立った」と言いたげな顔をしている。


 私は内心で動揺した。


 代表。


 指揮系統上の先頭。


 目立つ。


 非常に目立つ。


 しかし呼ばれた以上、拒否するとさらに目立つ。


 私は壇上へ向かった。


 一歩ごとに、講堂の空気が重くなる。


 いや、私の緊張がそう感じさせているだけかもしれない。


 壇上に立つ。


 目の前には、新入生、教師、来賓。


 人間たち。


 勇者候補たち。


 敵性戦力候補群。


 私は息を整えた。


 ノノ。


 普通に。


 父上。


 見る前に決めつけるな。


 私は用意された宣誓文に目を落とした。


 そこには、無難な言葉が並んでいた。


 学びます。


 励みます。


 仲間と支え合います。


 人々を守る力を身につけます。


 問題ない。


 私は声を出した。


「新入生代表、ルシェラ・ディア」


 講堂に自分の偽名が響く。


「本日、私たちは王立勇者学校への入学を許されました」


 よし。


 自然。


 問題ない。


「これより、貴校の教えを深く学び、己を鍛え、仲間と共に成長することを誓います」


 よし。


 順調。


「私たちは、敵を正しく理解し――」


 あ。


 止まった。


 講堂内が静かになる。


 私は自分の口を閉じた。


 なぜ今、敵と言った。


 宣誓文には「世界」と書かれていた。


 世界を正しく理解し。


 なのに私の口は、敵と言った。


 まずい。


 かなりまずい。


 私は一拍の沈黙の後、できる限り自然に続けた。


「――貴校を正しく理解し、学びの中で己の未熟を知り、人々を守る力を身につけるため、日々努力いたします」


 言い直した。


 強引だが、文脈はつながっている。


 講堂内には少しざわめきがあったが、すぐに収まった。


 壇上のグレイン教師は眉をわずかに動かした。


 アレンは後ろの列で、口元を押さえている。


 笑っているのか。


 危険個体。


 私は最後まで宣誓文を読み切り、深く礼をした。


 拍手が起こる。


 私は壇上から降りた。


 席に戻ると、ティナが目を輝かせていた。


「ルシェラ、すごい! 代表だよ代表!」


「想定外でした」


「でも格好よかった!」


「途中で少し言い間違えました」


「敵って言いかけたやつ? 緊張してたんだよね?」


「……はい。緊張です」


 嘘ではない。


 緊張はしていた。


 ただし、理由は少し違う。


 アレンが後ろから小声で言った。


「敵を正しく理解し、ねえ」


 私は振り向かない。


 危険だ。


 彼には距離を置くべきだ。


 式はそのまま進み、校歌斉唱、諸注意、寮への案内へと続いた。


 入学式が終わると、新入生たちは大講堂の外へ流れ出した。


 ティナが私の隣にぴったりつく。


「ねえ、ルシェラ」


「はい」


「同じクラスだったらいいね!」


「同じ教育部隊への配属を希望するということですか」


「言い方! 同じクラス!」


「同じクラス」


「そうそう。あたし、ルシェラともっと話したいし」


 ティナは何の警戒もなくそう言った。


 私は少し困った。


 人間は、なぜここまで早く距離を詰めるのか。


 試験で会い、合格発表で少し話し、入学式を終えただけ。


 それなのに、彼女はもう私と同じクラスを望んでいる。


 これは友好条約の締結に近い。


 いや、ノノに叱られる。


 友人は、友人と呼ぶ。


 私は慎重に答えた。


「ティナ」


「うん?」


「あなたは、私と友人になりたいということでしょうか」


 ティナは目をぱちぱちさせた。


 それから、ぱっと笑った。


「うん! 友達になろう!」


 直球だった。


 交渉も条件確認もなく、いきなり本題。


 人間の外交速度は、やはり異常だ。


 私は少し考えた。


 友人。


 友人とは何か。


 ノノは、友人を人質と呼んではいけないと言った。


 弁当を分けられたら感謝すればいいと言った。


 遊びに誘われたら、親交を深めればいいと言った。


 そして、友人は友人と呼べと言った。


 ここで私は、正しい返答をしなければならない。


 一般常識問題にも出ていた。


 初対面の相手に「友達になろう」と言われた場合、最も自然な返答。


 一、よろしく。


 私は答えた。


「友好条約の締結ですね。条件を確認しましょう」


 ティナが固まった。


 ポルカが近くで「選択肢二を選んだ……」と呟いた。


 背後でアレンが吹き出した。


 私は自分の失敗に気づいた。


 違う。


 一般常識問題では、一を選んだはずだ。


 なぜ実戦で二を選んだのか。


 ティナはしばらく固まってから、突然笑い出した。


「あはははっ! 何それ! ルシェラ、ほんと面白いね!」


「面白い?」


「うん! じゃあ条件ね。お昼一緒に食べること。困った時は助け合うこと。あと、ルシェラが変なこと言ったら、あたしが訂正すること!」


「最後の条件は必要ですか」


「必要!」


 ティナは胸を張った。


 私は少し考えた。


 お昼を共にする。


 困った時は助け合う。


 発言の誤りを訂正する。


 合理的だ。


 特に三つ目は、潜入任務上も有益である。


「承認します」


「やった! じゃあ今日から友達ね!」


 ティナは私の手を取った。


 温かい。


 距離が近い。


 だが、不快ではない。


 私はその手を見下ろした。


 友人。


 これが。


 人間界での、友人。


 ノノに報告する必要がある。


 いや、父上への報告書にも記載すべきか。


 ――暫定的友好対象を一名確保。


 違う。


 友人は、友人と呼ぶ。


 私は心の中で書き直した。


 ――友人が、一名できた。


 その一文は、やはり少し難しく見えた。


 だが、不思議と悪くなかった。


 アレンが横を通り過ぎながら言った。


「友好条約ねえ。お前、やっぱり目立つの諦めた方がいいぞ」


「諦めません。改善します」


「そこがもう目立つんだって」


「アレン・フォルク」


「何だよ」


「あなたとも、必要に応じて友好条約を」


「締結しない。めんどくさい」


 アレンは即答して去っていった。


 ティナが笑う。


「アレンって、ああ見えていい人だよね」


「そうでしょうか」


「うん。口は悪いけど、ちゃんと見てる感じがする」


 ちゃんと見ている。


 その評価は正しい。


 彼は見ている。


 私の違和感も。


 自分が笑われている空気も。


 模擬魔物の異常も。


 だからこそ、危険であり、興味深い。


 私は去っていくアレンの背中を見た。


 落ちこぼれ勇者候補。


 観察眼の高い少年。


 友好条約は拒否された。


 だが、継続観察は必要。


 講堂の外には、春の光が満ちていた。


 勇者学校の白い校舎が、眩しいほど明るい。


 敵地。


 そう思っていた場所。


 だが、そこには友人になろうと言う少女がいて、笑われながらも諦めていない少年がいて、怖がりながらも合格を喜ぶ生徒がいて、静かに弓を背負う少女がいて、責任を語る貴族の少年がいる。


 敵。


 同級生。


 友人。


 分類が、早くも混線し始めている。


 私は胸元のお守りに触れた。


 人間界潜入任務、初日。


 報告すべきことは多い。


 だが、今もっとも重要な報告は、おそらくこれだ。


 人間の外交速度は異常。


 そして、友人というものは、思ったより突然できる。

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