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妹に婚約者も屋敷も奪われましたが、亡き王妃の帳簿には私の名前しかありませんでした 〜追放された公爵令嬢が王宮の裏金を暴いたら、冷徹宰相閣下に「国ごと君を守る」と言われています〜  作者: 終焉を綴る堕天筆聖セラフィム・夜叉王院常闇寛龍


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第47話 返されたお金は、どこへ行くのですか

返還金の再配分会議は、想像していたよりも静かに始まった。


 王宮会計室の小会議室。


 大きな窓は開いていない。

 厚い帳簿の匂いと、乾いた紙の匂いが部屋に満ちている。


 机の中央には、ラドクリフ商会関連取引の暫定損害額表。


 その隣には、支援先別影響推定表。


 さらにその横には、返還金再配分案の白紙。


 白紙。


 その何も書かれていない紙が、セレスティアにはいちばん重く見えた。


 損害額は、少しずつ数字になっている。

 誰がどこで何をしたかも、少しずつ見えてきた。

 処分案も進んでいる。


 けれど、失われたものをどう戻すのか。


 そこは、まだ白紙だった。


 ローレン副監が、会議の冒頭で説明した。


「現時点で確定している返還請求対象額は、金貨十九枚、銀貨八十二枚相当です。ただし、これはラドクリフ商会側、公爵家側、王太子府側の負担配分をまだ確定していない総額です」


 セレスティアは頷いた。


 カインは上座で腕を組んでいる。


 法務官オルド、記録官ミリア、王宮会計室の補佐官たちも同席していた。


 そして今日は、リリアナ・エルフォードもいた。


 正式な決定権者としてではない。


 王太子妃候補としての活動を一時停止し、王妃基金の再学習中である当事者として。


 彼女が会議室に入ってきたとき、何人かの会計官は少し驚いた顔をした。


 だが、カインは何も説明しなかった。


 必要だから呼んだ。


 それだけで十分だった。


 リリアナは、いつもの華やかなドレスではなく、淡い灰青色の落ち着いた服を着ている。手元には王妃基金規程と、支援先報告書の束。


 少し緊張している。


 けれど、逃げ出しそうな顔ではなかった。


 ローレン副監が続ける。


「返還金を王妃基金本体へ戻すこと自体は決定事項です。問題は、その後です。一般財源のように基金へ戻し、次年度予算に組み込むのか。それとも、被害が推定される支援先へ優先再配分するのか」


 会計官の一人が言った。


「通常であれば、基金へ戻し、次回支出審査で配分すべきです。公平性を保てます」


 別の会計官も頷く。


「被害推定に基づき個別再配分すると、まだ確定していない影響まで補償対象に含める恐れがあります」


 正論だった。


 セレスティアにも分かる。


 会計は、感情で動かしてはいけない。


 だが、そこで止まると、失われた冬は数字の中に沈んだままになる。


 セレスティアは、資料の端に置いていたリリアナの手紙の写しを見た。


『返還されたお金が、どこへ行くのかを見たいです』


 素朴な一文。


 だが、その一文が、今の議題の芯だった。


 カインが口を開く。


「セレスティア。案は」


 セレスティアは立ち上がった。


「返還金は、まず王妃基金へ戻す。その上で、通常予算とは別に『返還金再配分枠』として扱う案を提案します」


 会計官たちの視線が集まる。


 セレスティアは続けた。


「再配分先は、三分類に分けます。第一に、確定した差額によって直接支援不足が発生したと確認できる支援先。第二に、支援遅延または購入量減少が強く推定される支援先。第三に、今後の継続購入や制度改善によって回復を図るべき地方産業支援先です」


 ローレン副監が、すぐに紙へ書き始めた。


「確定、強推定、回復支援。三分類ですね」


「はい。ただし、第二分類と第三分類については、金額を補償として出すのではなく、追加支援計画として扱う方がよいと思います」


 会計官の一人が眉を寄せる。


「補償ではなく、追加支援ですか」


「はい。損害額と影響額が完全に一致するわけではありません。ですから『損害補償』として断定するのではなく、『返還金を原資とした追加支援』として、支援目的と使途を明記する」


 オルドが頷いた。


「法務上も、その方が安定します」


 セレスティアは、次の資料を示した。


「また、返還金がどこへ行ったかを記録し、公表可能な範囲で報告すべきです」


 そこで、リリアナが小さく息を呑んだ。


 自分の手紙の言葉が、議題になっていることに気づいたのだろう。


 セレスティアは、あえて妹の方を見なかった。


 会議の場では、身内の感情ではなく制度として話す。


「返還された金が基金へ戻った、で終わらせると、支援先にも社交界にも実感がありません。何に使われたかを報告することで、王妃基金の信頼回復につながります」


 会計官が尋ねる。


「報告書を公開するということですか」


「全てではありません。支援先の事情には秘匿すべきものもあります。ですが、たとえば『北方施療院暖房支援追加分』『孤児院冬季栄養補助品追加購入』『西部養蜂組合継続購入契約再開』といった形で、用途を示すことはできます」


 ローレン副監が言った。


「返還金再配分報告書ですね」


 その言葉に、セレスティアは頷いた。


「はい」


 カインが短く言う。


「項目化しろ」


 ミリアが筆を取る。


 セレスティアは、ゆっくり言った。


「改革案追加項目。王妃基金関連不適切支出に対する返還金は、王妃基金へ戻した上で、返還金再配分報告書を作成する。報告書には、返還額、再配分先、支援目的、使用予定、実施後確認を記載する」


 ミリアの筆が走る。


 リリアナは、膝の上で手を握っていた。


 表情が少し震えている。


 自分の問いが、また制度の言葉になっている。


 セレスティアには、その震えが見えた。


 けれど、今はまだ声をかけない。


 会議は続いている。


 返還金の最初の再配分候補は、三つに絞られた。


 一つ目は、北方施療院の灯油支援。


 昨年度、暖房使用時間を短縮した記録がある。ラドクリフ商会の灯油取引で差額が確認されており、返還金の一部を追加灯油と予備燃料の購入へ回す案が出た。


 二つ目は、王都東区孤児院の冬季栄養補助品。


 蜂蜜と保存果実の追加購入が見送られた記録があり、今年度は不足分を前倒しで手当てする。


 三つ目は、西部養蜂組合との継続購入契約。


 王太子府主導の茶会で一時的に使われたものの、その後の継続購入が途切れている。返還金を原資に、適正価格での再契約と、次回慈善茶会での支援説明を行う。


 会計官たちは、最初こそ慎重だった。


 だが、資料を見比べるうちに、少しずつ頷き始めた。


「この三件なら、影響との関連を説明できます」


「灯油支援は優先度が高いですね。季節も近い」


「孤児院の栄養補助品は、支援目的が明確です」


「養蜂組合は、現金支援ではなく購入契約の再開という形なら制度上も通しやすい」


 ローレン副監がまとめる。


「では、初期再配分案はこの三件で作成。返還金の確定入金後、まず確定損害額の範囲で実行。未確定返還分は、追加調査後に第二次再配分とする」


 オルドが法務上の条件を加える。


「ただし、ラドクリフ商会から返還された金を用いる場合、同商会の名を支援報告に美化して記載してはなりません。セレスティア様の指摘通り、寄付ではなく損害返還です」


 カインが頷く。


「明記しろ」


 ミリアが記録する。


 そのとき、リリアナが小さく手を上げた。


 会議室の視線が集まる。


 彼女は緊張で唇を固く結んでいたが、手を下ろさなかった。


 カインが言う。


「発言を許可する」


 リリアナは立ち上がった。


「ありがとうございます」


 声は少し震えている。


「私は、返還金の行き先を見たいと書きました。でも、それは、ただ見届けたいという意味だけでした」


 セレスティアは、静かに妹を見る。


 リリアナは続けた。


「今日、報告書という形になると聞いて、少し驚きました。けれど……必要だと思います」


 彼女は、手元の支援先報告書を開いた。


「私は、灯油支援が遅れたという記録を読んで、初めて怖くなりました。茶会で使う香茶や蜂蜜の裏に、そういう支援があると分かっていませんでした」


 会議室は静かだった。


「だから、返したお金がどこへ行ったかを報告することは、支援先のためだけではなく、私のように知らなかった者が知るためにも必要だと思います」


 言い終えると、リリアナは深く頭を下げた。


 短い発言だった。


 だが、場に残った。


 会計官の一人が、少しだけ目を伏せた。


 王妃基金に関わる報告書は、会計官向けだけに作られがちだった。


 けれど、リリアナのような候補者、社交界の参加者、寄付者、支援先。


 それぞれが理解できる言葉にしなければ、同じことが繰り返される。


 セレスティアは、ゆっくり頷いた。


「リリアナの意見を受け、報告書は二種類に分けるべきだと思います」


 ローレン副監が顔を上げる。


「二種類?」


「会計確認用の詳細報告書と、関係者向けの概要報告書です。前者には金額、品目、支出根拠、返還原資を明記する。後者には、何が問題で、返還金が何に使われたのかを分かりやすく書く」


 ミリアがすぐに書く。


「概要報告書……」


「はい。難しい会計用語だけでは、また誰かが『分からないから任せる』ことになります」


 リリアナは、その言葉に小さく頷いた。


 自分のためにも必要だと思ったのだろう。


 カインが言った。


「採用する」


 それで決まった。


 返還金再配分報告書。


 会計詳細版と、関係者概要版。


 リリアナの問いは、制度の一部になった。


 会議の後、リリアナは廊下でセレスティアに追いついた。


「お姉様」


「リリアナ」


 彼女は少し息を切らしていた。


 会議中は気丈にしていたが、終わった途端に緊張がほどけたのだろう。


「あの、先ほどの発言は……変ではありませんでしたか」


 セレスティアは、少しだけ考えた。


 最近、リリアナはいつもそれを聞く。


 褒めてほしいのではなく、確認したいのだ。


「変ではありませんでした」


 セレスティアは答えた。


「あなたの経験から出た意見でした」


 リリアナの表情が少し緩む。


 だが、セレスティアは続けた。


「ただ、次からは『知らなかった者が知るため』の後に、誰に向けた報告が必要なのかを具体的に言えると、提案としてもっと強くなります」


 リリアナは、一瞬だけ目を丸くした。


 それから、小さく笑った。


「やっぱり、厳しいです」


「必要なことです」


「はい」


 リリアナは素直に頷いた。


 以前なら、ここで少し拗ねたかもしれない。


 今は違う。


 彼女は手元の規程を抱き直した。


「でも、私の言葉が制度に入るのは、怖いです」


「怖い?」


「はい。間違えたらどうしようと思います」


 セレスティアは、少しだけ胸が痛んだ。


 その怖さは、よく分かる。


 自分の言葉が文書になる。

 制度になる。

 誰かがそれを使う。


 それは誇らしいだけではない。


 怖いことだ。


「だから、何度も確認します」


 セレスティアは言った。


「一人の言葉だけで制度にはしません。あなたの問いを、会計室、法務局、宰相府で確認して、必要な形に整えます」


「それなら……少し安心します」


「それが手続きです」


 リリアナは、ゆっくり頷いた。


「手続きって、面倒です」


「面倒です」


 セレスティアは即答した。


 リリアナが少し笑う。


「でも、必要なのですね」


「はい。面倒だから、人を守ることがあります」


 リリアナは、その言葉を胸にしまうように頷いた。


 一方、エルフォード公爵邸では、追加処分案の正式照会に対する回答期限が迫っていた。


 グレアムは、当主執務室で文書を読んでいた。


 会計承認権一時停止。


 対外商会取引承認権の制限。


 家令職務の再編。


 損害返還責任の留保。


 どれも、公爵家当主としての彼に深く刺さる内容だった。


 特に、会計承認権。


 それを止められるということは、家の金の流れを自分だけで決められなくなるということだ。


 当主としての権威が、目に見えて削られる。


 以前のグレアムなら、即座に反論書を書いただろう。


 家格を理由に。

 王宮との長年の信頼を理由に。

 公爵家の自律を理由に。


 だが、今、机の上には別の紙がある。


 ラドクリフ商会の手控え写し。


『家と王府滞らぬならよし。細目は会計室に任す』


 自分の言葉だ。


 この言葉がある限り、会計を任せていたから知らないとは言えない。


 任せた結果、何が起きるかを見なかった責任がある。


 扉が開く。


 エヴァンジェリンが入ってきた。


「回答は、書けそうですか」


 グレアムは苦々しく笑った。


「反論すべきか、受け入れるべきか。どちらも家を傷つける」


「どちらを選んでも、もう無傷ではありません」


 エヴァンジェリンの声は静かだった。


 グレアムは、妻を見た。


「お前は受け入れろと言うのか」


「少なくとも、会計承認権の一時停止には反論しない方がよいと思います」


「当主の権限だぞ」


「だからです」


 エヴァンジェリンは、机の上の手控えを見た。


「その権限で、何を見逃したのかが問われています」


 グレアムは黙った。


 妻の言葉は、もう以前のように聞き流せない。


 さらに、リリアナが入ってきた。


 手には、返還金再配分会議の概要メモがある。


「お父様」


「何だ」


「今日、返還金の再配分会議に出ました」


 グレアムは驚いた。


「お前が?」


「はい。正式な決定権はありません。でも、意見を聞かれました」


「何を言った」


「返されたお金がどこへ行くのかを、分かるようにするべきだと」


 グレアムは、少しだけ目を伏せた。


 返されたお金。


 その言葉が、胸に刺さった。


 リリアナは続ける。


「北方施療院の灯油支援、孤児院の栄養補助品、西部養蜂組合の継続購入。返還金は、そういうところへ戻る予定です」


 グレアムは、何も言えなかった。


 金貨、銀貨、帳簿。


 彼が見ていたのは、そういうものだった。


 だが、娘は今、その先を見ている。


 施療院。

 孤児院。

 養蜂組合。


 それは、王妃基金の本来の行き先だった。


「お父様」


 リリアナの声は、少し震えていた。


「反論するなら、どこへ戻るはずだったお金なのかも、見てからにしてください」


 それは、責める言葉だった。


 同時に、願いでもあった。


 グレアムは、長く黙った。


 やがて、低く言った。


「資料を置いていけ」


 リリアナは目を見開く。


「読んでくださるのですか」


「置いていけと言った」


 ぶっきらぼうな言い方だった。


 だが、以前ならあり得なかった。


 リリアナは、静かに机の上へ概要メモを置いた。


「はい」


 その紙には、セレスティアの整理した文面と、リリアナの拙いメモが混じっていた。


 グレアムは、すぐには手に取らなかった。


 だが、二人が部屋を出た後、ゆっくりその紙を引き寄せた。


 北方施療院。

 孤児院。

 養蜂組合。


 そこには、家のためでも、王太子府のためでもない金の行き先が書かれていた。


 夕方、宰相府にグレアムからの回答が届いた。


 カインが文書を開き、目を通す。


 セレスティアは少し離れた席で待っていた。


 父の回答。


 今日は、それを聞くのが怖かった。


 反論だろうか。


 家格を盾にした抗議だろうか。


 それとも、また自分の独断を持ち出すのか。


 カインは最後まで読み、短く言った。


「会計承認権一時停止について、明確な反論はない」


 セレスティアは、息を止めた。


「ただし、期間については六か月ではなく三か月ごとの見直しを求めている。対外商会取引についても、生活必需品関連は監査官承認のもと迅速処理できるよう要望している」


 オルドが文書を受け取って確認する。


「妥当な要望ですね。全面拒否ではない」


 ローレン副監も頷く。


「三か月ごとの見直しは入れてもよいかもしれません。外部監査の進捗次第で延長可能にすれば」


 セレスティアは、胸の奥が少しだけ軽くなるのを感じた。


 父が、少なくとも今回は全面的に暴れなかった。


 反論ではなく、条件調整をしてきた。


 それだけで、大きな変化だった。


 カインが彼女を見る。


「意見は」


「三か月ごとの見直しは、受け入れてよいと思います」


 セレスティアは言った。


「ただし、解除条件は明記すべきです。帳簿提出完了、損害額配分表の確定、会計室再編、外部監査官の評価。この四点が必要です」


 ローレン副監がすぐにメモを取る。


「入れましょう」


「生活必需品関連の迅速処理も認めてよいと思います。屋敷の使用人や通常運営まで止める必要はありません。ただ、監査官承認記録は必須です」


 カインが頷く。


「妥当だ」


 セレスティアは、静かに息を吐いた。


 父への処分を、少しだけ調整した。


 甘くしたわけではない。


 実務として通る形にした。


 それが、今の自分にできる最も冷静な関わり方だった。


 その夜、ラドクリフ商会への正式処分案もまとまった。


 王妃基金関連取引から最低五年排除。

 確定損害額の商会負担分返還。

 未提出帳簿の完全提出命令。

 返還金は寄付ではなく損害返還として記録。

 返還金再配分報告書への協力義務。

 改竄または隠匿があれば営業許可一部停止。


 セレスティアは、その文面を確認して頷いた。


 これでいい。


 商会は、善意の寄付者にはなれない。


 責任を果たす者として記録される。


 その違いは、大きい。


 夜。


 セレスティアは覚書を書いた。


『返還金再配分会議』


 次に。


『リリアナの問いから、返還金再配分報告書が生まれた』


 さらに。


『会計詳細版と関係者概要版。分からないまま任せないための報告』


 少し手を止めて、父のことを書く。


『父は会計承認権一時停止に全面反論しなかった。三か月ごとの見直しを求めた』


 その下に、もう一行。


『少しだけ、現実を見たのかもしれない』


 書いてから、セレスティアはその一文を見つめた。


 希望を書きすぎただろうか。


 父に期待すると、また傷つくかもしれない。


 だが、今日の回答は確かに以前とは違った。


 だから、そのまま残した。


 扉の外から、カインの声がした。


「寝ろ」


「はい」


「今日は比較的いい日だったな」


 セレスティアは少し考えた。


「そうですね。痛いこともありましたが、少し前に進んだ気がします」


「なら寝ろ」


「いい日でも悪い日でも同じですね」


「睡眠は制度の基礎だ」


 セレスティアは笑った。


「改革案に入れますか」


「君には必要だ」


「否定できません」


 引き出しを閉じる。


 灯りを落とす。


 返還された金の行き先が、少し見えた。


 リリアナの問いが、制度になった。


 父は、初めて全面的に反発するのではなく、条件を出した。


 まだ何も終わっていない。


 でも、今日の紙は少しだけ未来を向いていた。


 セレスティアは、その感覚を胸に置いて眠りについた。

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