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バッドエンド・リバイバルズ  作者: ストラド
第二章 忠騎士の章

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第38話 情報屋に頼る警察

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様の閲覧を認識しました。

 もともとルーモアと情報の駆け引きをする予定があったのだ。ルーモアではない、かつメインキャラクターではない検事が今の僕たちの敵になった。だからと言ってなめてはいけないだろう。相手は法律と論戦のプロだ。


 しかも僕たちはあくまで証人だ。それも、正当防衛とはいえ殺人を犯している。証人としてそこに触れることにはなるだろうし、下手に話し過ぎれば僕たちだって即逮捕になるだろう。というより、今現在の時点で逮捕されていないのもだいぶおかしいと思うのだけれど。


 ただ、僕たちは今ルーモアに言われたように黙っておくべきだ。どうにかルーモアが聞き出してくれるか、それとも警察が自ら言うのを待つか。


「あれ、アズマ君。証人になったら君の友人を救えるかもしれないのに、なんだか浮かない顔をしているね」


 ルーモアがとった行動はその2択のどちらでもなく、僕に発言の許可を与えるというものだった。別に僕は不満げな表情をしていたわけではなかったけど、許可を貰えたし気にしないでおこう。


「ルーモアさんが警察の方へ渡した紹介状の内容は知らないけれど、僕たちはどうして捕まらないのだろうかと思いまして。僕たちはリアスとヴェルスの仲間。彼らを『疑わしい』という理由だけで拘留を続けるのであれば、僕たちも捕まらなければおかしいでしょう?」


 これで捕まったら……とはさすがに思わない。ルーモアだって分かっていて僕に質問を振ったのだろうし、流石の警察もそこまでは知能が低くはないだろう。


「そう言われましても、ルーモアさんが大丈夫だとおっしゃっているので。捕まった後では遅いのですがね。それに、悪党を一人殺してくれたのならこちらとしてもありがたいんです」


 いや、これは警察としてかなりマズいのでは?ルーモアが裏切っただけでこの組織は崩壊してしまうだろう。検事が警察とルーモアの繋がりを警戒する理由もわかる。ルーモアがパピリオとティネアを慕う善人であることが唯一の救いだ。しかし、その情報は検事たちにはない。というより得ることが出来ない。


「はぁ、僕のことそこまで信用しないでくれる?昔からのよしみとはいえ、僕は警察とも探偵とも違う、あくまで情報屋なんだから。必ず正義側に立つとは限らないんだよ」


 しかし、警察官はルーモアの背中を軽く小突いた。


「そんなこと言って、お前はティネアさんたちのこと気に負い過ぎてんだろ?」


 警察官とルーモアは昔からの知り合いのようだ。というよりは友人なのだろう。


 やはりルーモアは彼一人でパピリオとティネアに代わろうとしている。

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様が情報を読了したことを認識しました。


全知全脳システムはあなたの閲覧を歓迎し、今後もあなたのために情報の提供を続けます。

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