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バッドエンド・リバイバルズ  作者: ストラド
第二章 忠騎士の章

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第25話 一匹狼が世話焼き蛇になるまで

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様の閲覧を認識しました。

「んー、まぁ言うほどお前は勘違いしてないぞ、あれは俺とジェマの影響というか何というか」


 そういえば、ジェマという名前もリアスとヴェルスとの会話の時に出てきた気がする。彼女はヨハナの「相棒」だから、マティとの距離も近いのだろう。


「つまり、もともとは想像どおりの性格だったってこと?」


「まぁな。リアスとヴェルスからも何か聞いてるんじゃないか?あいつらビクビクしてただろ」


 エクエが悪戯そうな笑みを浮かべる。


「あいつはケツァルコアトルで、神だ。それに、『神の枷』のせいで眼帯もしてる。学校では常に周りから距離をとられていた。天然ものの一匹狼って奴だな。あいつは蛇だけど」


 エクエは続ける。


「そんなあいつに懐いたのがこれまた独りぼっちだったジェマだ。で、ジェマに構う過程で世話焼き属性がついてこの通り。加えて俺もマティに頼りっぱなしだ」


 ジェマが独りぼっち?あまり想像できない。まだ一度しか会ったことはないけれど、かなり明るい性格だった気がする。


「おかげでこの係に所属するだいたいの『相棒』たちはもうマティと距離をとらなくなってる。リアスとヴェルス、それからお前にこの前錬金術を教えてたフェーレスくらいだろうな、距離取ってんのは」


 フェーレスか。アルタ姉さんとの関わり方を見るに、異世界転生観測係への所属歴はそんなに短く見えないんだけど。何か確執でもあるのだろうか。


「とりあえず、リアスとヴェルスの誤解は解いてあげたいな。だって僕今後ずっとここにいることになるわけだし」


 よく考えたら、神援者に終わりはあるのだろうかと気になり始める。係長は帝国初期からずっとここにいるみたいだし、エクエだってかなりの年数はいる。


「別に異動したければ異動できるぞ。俺は問題行動を起こしたのが理由の異動だけどな」


 少し詳しく知りたい。


「つまり、最初から異世界転生観測係にいたわけじゃないってこと?」


「そう、俺とヨハナはしばらく『植物園』にいたんだ。俺は植物にあんま詳しくないから研究助手って感じ。今思うと何で俺が神援者になったのか分からなくなってきたな」


 確かに。神援者は主に地上の繁栄のため、神と共に開発・研究をする天才集団。何故エクエは呼ばれたのだろう。


「ヨハナは薬師をしてたし、今でも異世界の薬や薬草を収集しては研究してる。まぁ研究という名の激マズ料理生成だがな」


 謎は深まるばかりだ。

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様が情報を読了したことを認識しました。


全知全脳システムはあなたの閲覧を歓迎し、今後もあなたのために情報の提供を続けます。

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