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バッドエンド・リバイバルズ  作者: ストラド
第二章 忠騎士の章

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第7話 眼帯に隠された瞳

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様の閲覧を認識しました。

「あの眼帯もかっこよさを引き立てている気がするんだけど、何か理由はあるの?」


 厨二臭さを爆増させているあの装飾品にも何か意味があるのだろうか。


「『神の枷』と呼ばれるものだ。俺たち『相棒』は、地上世界での伝承もそのまま影響を受けてしまうんだ。マティさんはケツァルコアトル。その『神』という属性と大いなる力を得てしまうことになる」


「その力は天上世界の神々に匹敵するものになります。例え、『神の枷』を持った『相棒』たちを創った神や神援者が相手であっても、彼らを止めることはめったにできません。それほどのパワーを封印したものこそが『神の枷』であり、体の一部に封印する代わり、その箇所を自由に使うことが出来なくなるんです」


 二人の説明で、何となく理解できた。


「つまり、マティさんの左目の眼帯は、そこに『神の枷』が与えられているからってこと?」


 そうだとしたら、本当に厨二病ホイホイ過ぎて彼を創った神様の性癖を感じてしまうのだが、そもそも厨二病はそんなに前からあったのか……?それとも、神にしろ人間にしろ性癖が似通っているのか、「歴史は繰り返す」系なのか。


「あぁ。お前の予想で合っている」


「じゃあネクサスさんは?あの人も神様属性持ちだった気がするんだけど」


 僕の質問に、二人は顔を曇らせた。しばらく悩んだ末に声を出したのはリアスだった。


「あの子については、彼があなたに話す気になった時に聞いてあげてください。彼の『神の枷』は特殊で、ある特定の話題・単語を声に出すことが出来ないというものなんです。今は、時折彼が口パクで何かを言っていたとしたらそれは『神の枷』によるものであると理解していただければ結構かと思います」


「俺も同感だ。彼の秘密をむやみやたらに話すのは、例え相手が俺たちの契約者であってもなんか違う気がするんだよな」


 成程、そういった神の枷もあるのか。一体どんな話題や単語なのか、いつか彼からの信頼を勝ち取って教えてもらえたらいいけれど。二人の様子を見るに、彼はおそらくそれで苦しんでいる。力になれればいいな。


 それに、「あの子」と呼ぶくらいだから、少なくともリアスとネクサスには関係性が築かれているように見える。ヴェルスもネクサスの過去を知っているみたいだし、リアスとヴェルスが遊園地支部で働いていた頃からの繋がりなのだろう。


「分かったよ。取り敢えず、エクエが帰ってくるまでにカフェに入っちゃおうか。エクエから託された大事な任務だからね」


 ネクサスの話で何とも言えない雰囲気になってしまった。この雰囲気から脱するためにも、僕はとっととカフェに入ってしまおうと二人を促した。

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様が情報を読了したことを認識しました。


全知全脳システムはあなたの閲覧を歓迎し、今後もあなたのために情報の提供を続けます。

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