表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バッドエンド・リバイバルズ  作者: ストラド
第二章 忠騎士の章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
100/105

第40話 情報屋の紹介状

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様の閲覧を認識しました。

 ティーローと名乗った警察官は、資料とルーモアの紹介状を近くの机の上に広げる。


「ルーモアの奴、紹介状を貴方たちに見せなかったんですね。意図が分からないわけではないのですが、私としては見せても問題ないと思うのでお見せします」


 エクエと僕は、ティーローに渡された紹介状を共に見る。


――――――――――――――――――――――――――


[宛先] 警察・私立探偵同盟窓口 ティーロー様

[差出人] 情報店店主 ルーモア


[要件] 昨日の死体届け事件について


――――――――――――――――――――――――――


 死体届け事件なんて呼ばれているのか。確かに、死体を見つけたら通報するのが普通だよな……。不動産屋が殺されたのもあって動転していたからあまり気にしていなかったけれど、確かにおかしいか。ただ、可能性としてありえるのはリアスとヴェルス的には僕の近くから不動産屋の遺体を離したということだろうか。


 「相棒」の養成所である「天上学校」でどのようなことを学ぶのかは僕には全く分からないけれど、今後似たような機会があるかもしれないし、彼らに死体の扱い方について僕から伝えておかなければ。まぁ、そんな機会来てほしくはないけれど。


「あんな感じの態度をとっておいて、ルーモアのやつ意外としっかりしてんのな」


 エクエがそう独り言を漏らす。やっぱり彼は意識しないと表情にも出るし、言葉にも出てしまうのだろう。ルーモアに口止めされていてちょうど良かったのかもしれない。


 と言っても、エクエの気持ちはよく分かる。ティーローにはあんな態度をとっていたし、それに僕たちに対しての態度も少し胡散臭いというか、完全に信用させないような態度を貫いている。方向性としては、係長やマールスさんに近いような気がする。


 僕たちは続きを読み進める。


――――――――――――――――――――――――――


 被疑者リアスおよびヴェルスの保護者と接触した。今回の被害者が所属していた不動産屋から彼らの本名が判明している。


フェリクス・エクエス・セヴァスティア

アズマ・ソラリス・アサヒ


 以上の二名である。ただし、件の住宅にリアスとヴェルスの情報は登録されておらず、彼についての情報は不明である。また、彼らは家を失った、または、家から逃げて来た子供たちのための移住プランを使用しているため、本名以外の素性は明らかになっていない。


――――――――――――――――――――――――――


 警察は、というよりティーローはこの部分を読んだうえでも僕たちを信用すると言っているのだから、大したもんだと思う。僕だったら怪しさ満点過ぎて絶対に信用しないはずだ。

――ピピッ

全知全脳システムが≪エラー:表記できません≫の(送る相手の名前を入力してください)様が情報を読了したことを認識しました。


全知全脳システムはあなたの閲覧を歓迎し、今後もあなたのために情報の提供を続けます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ