第40話 情報屋の紹介状
――ピピッ
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ティーローと名乗った警察官は、資料とルーモアの紹介状を近くの机の上に広げる。
「ルーモアの奴、紹介状を貴方たちに見せなかったんですね。意図が分からないわけではないのですが、私としては見せても問題ないと思うのでお見せします」
エクエと僕は、ティーローに渡された紹介状を共に見る。
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[宛先] 警察・私立探偵同盟窓口 ティーロー様
[差出人] 情報店店主 ルーモア
[要件] 昨日の死体届け事件について
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死体届け事件なんて呼ばれているのか。確かに、死体を見つけたら通報するのが普通だよな……。不動産屋が殺されたのもあって動転していたからあまり気にしていなかったけれど、確かにおかしいか。ただ、可能性としてありえるのはリアスとヴェルス的には僕の近くから不動産屋の遺体を離したということだろうか。
「相棒」の養成所である「天上学校」でどのようなことを学ぶのかは僕には全く分からないけれど、今後似たような機会があるかもしれないし、彼らに死体の扱い方について僕から伝えておかなければ。まぁ、そんな機会来てほしくはないけれど。
「あんな感じの態度をとっておいて、ルーモアのやつ意外としっかりしてんのな」
エクエがそう独り言を漏らす。やっぱり彼は意識しないと表情にも出るし、言葉にも出てしまうのだろう。ルーモアに口止めされていてちょうど良かったのかもしれない。
と言っても、エクエの気持ちはよく分かる。ティーローにはあんな態度をとっていたし、それに僕たちに対しての態度も少し胡散臭いというか、完全に信用させないような態度を貫いている。方向性としては、係長やマールスさんに近いような気がする。
僕たちは続きを読み進める。
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被疑者リアスおよびヴェルスの保護者と接触した。今回の被害者が所属していた不動産屋から彼らの本名が判明している。
フェリクス・エクエス・セヴァスティア
アズマ・ソラリス・アサヒ
以上の二名である。ただし、件の住宅にリアスとヴェルスの情報は登録されておらず、彼についての情報は不明である。また、彼らは家を失った、または、家から逃げて来た子供たちのための移住プランを使用しているため、本名以外の素性は明らかになっていない。
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警察は、というよりティーローはこの部分を読んだうえでも僕たちを信用すると言っているのだから、大したもんだと思う。僕だったら怪しさ満点過ぎて絶対に信用しないはずだ。
――ピピッ
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