花はヒカリ
花のように我色咲かす本分は
他分阿呆の与える光
ヒカリ
魚は鳥にはなれない
せいぜいなれるのは飛魚
耳が聴こえない人が
耳で聴こうと懸命になっていてもできるわけない
聞くふりできようが長くは続かず苦しみ出して病んでしまうだろう
花は無理ない道を辿る
咲きたくなる思いを種に芽吹かせて
ただ毎日祈るのみ
うれしい
たのしい
よろこび唄う花に
咲く思いがある
それに一致した動きができるか
育つ過程にあっても咲く思いの花と一致した動きを成す
日に向かい元気をもらい
月に見守られて眠りにつく
地に穏やかな抱擁で育つ
花が咲かない間もよろこびへと変えられて日月地から多くの愛と光を与えられている
花が咲かない間も懸命に祈る
一途に思い
すべてを言祝ぎ
生命ある限り実践する
与えられていることのありがたさを今ここでいただいている
積み重ねてきた日月地を背負って生まれた今に
不義理はできない
外道にはなれない
花が咲くのはほんの数日
数日に命懸け
種の時代も
若葉の時代も
花の時代も
綺麗でなかったことはない
ない時はうちにあり
ある時は外にある
今の集合意識
花の集合体が
一途でなかったことはない
そんな花は咲く
必ず咲く
苦楽の花に苦楽を共にし辛酸舐めたから咲いて当たり前という思いはない
あるのは今の生命を表現すること
神性と一致すること
一輪の花は喜んで花を咲かす
喜びの花は他様に光を与える
自らが無償で与えたように
他に与えられていたように
自他に光を与えている
花は自他が光だと知っているのだ
望まない形であっても
役目を終えてまた次に生まれ変わる
望まない形で死を経験したとしても
役目を全うしたことを言祝ぐ
望まない形の死に執着するよりは
我良し(小さな我)をよりよろこび溢れる大我にする
望まない形の死でも
大きな我は花の光を愛している
すめらすめら
かわるかわる
うれしうれし
たのしたのし
ありがたいありがたい
愛する愛する
杉乃中かう 拝




