祭りの詩
余の気持ち そわそわ祭り つられ行く
人々の祈り 唄に合わせて
こわごわと 胸締め付ける調律は
祭り合わせよとの誘いで
耳そば立てて目を瞑るよし
慌てふためく様は去るよし
御心と合致一致にすべからく
勇む我 歩み伴ほとのりへ
よろこび腹に神づまります
笑み浮かべ ほうほうのりて給う時なりませる
待ちも苦楽と味わい
風の漣 鳥の囀り
祝福により集う者幸ありと
この道付いて今に至ります
私の気持ちは面倒くさく寂しんぼで、行きたくて遊びたくて出会いたい思いに溢れていた。
いつも祭りの外側から眺めていた。
楽しそうこの一点に尽きた。
そう、幾つもの祭りを巡り、やがては祭りの中に入って行った。少しずつ和の中心に入って行った。
今日は大胆な日だった。
歌い手の歌に耳を澄ませて目を瞑り、胸の高鳴りを鎮めるように我の中心部に入っていく。天御中主神。
曲の終わりで魂を鎮められ、賛辞の拍手を世に届ける。良い歌であった。歌い手の緊張の波(動)が伝わり、心が波立つのを観ていられたのは得難い経験だ。
心は静かになった時、立ち止まって魂を鎮めたかいがあったと感謝を捧げる。
立ち上がり、方々の方々(四方八方)の合間を縫って、勇む足は食べ物のある場所へと赴いた。
ここでも初めての体験ばかり。
祭りの外側から見ていた行列がなかった。それが私にとって勇気を与えた。ほんのちょっとの勇気は一歩目を与えてくれたのだ。今が絶好の機会だ。
そう思った私はもう迷うことなく、これほど行動的だったのかと思うくらい成長を遂げたのだ。いくつかの縁をたよりに、食べ物と出会った。もう十分だろう。
だが、まだ行けると思う勇み足がチラついた。まあ、迷わされる私は私ではない。その勇み足は、私の選択肢には入らない。だから私は、十分満ち足りていることに感謝して二割くらいの腹の余韻を残しつつ、その場を華麗に去るのだ。
風は唄う。鳥たちも唄う。風はどこからか花の香りを運んで来た。曇り運ぶ。太陽が出て色がつく。出会うもの全てに神の息吹きを感じる。
石はよろこんでいる。草木花もよろこんでいる。天地も自然森羅万象すべてがよろこんでいる。
烏合の衆ではなく、魂の結びつきで皆と共に弥栄へと続きます。
三千世界よ ありがとうございます
すめらすめら
かわるかわる
うれしうれし
たのしたのし
ありがたいありがたい
愛する愛する
杉乃中かう 拝




